山下達郎『Sparkle』【達郎さんと同じコードポジションで完コピしよう!】

2023/07/29 に公開
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【弾き方について】
一番のポイントはアクセントです。
最初のアップストロークと次のアップストロークにアクセントを付けて同じ強さで弾きます。
次のダウンストロークは弾いたり弾かなかったりなので弱めに弾きます。
ターラララと全部同じ強さで弾くのは間違いです。ニュアンスが全く違ってきますので気を付けましょう。
ほとんどの人が、この「ターラララ」と同じ強さで弾く間違った弾き方をしています。
正解は、タータ(ラ)ラです。
タータを強めに、次のダウンストロークの(ラ)は弾いたり弾かなかったりです。
つまり、「ターターラ」か「タータララ」のいずれかで弾くと言う事です。
もう少し詳しく言うと、イントロの出だし4小節の場合ですと、左チャンネルのギターの場合、(ラ)のダウンストロークは、

弾く→弾かない→弾かない→弾く、です。

右チャンネルは、

弾かない→弾く→弾かない→弾く、です。

微妙ですけどね。
もちろん弾く場合でも限りなく弱く弾いています。
繰り返しますが、最初のアップストロークと次のアップストロークのみに同じ強さのアクセントを付けるのがコツです。

そして小節の後半(3拍目と4拍目)のダウンストロークでは出来るだけ音を短く切って、ここもアクセントを付けて歯切れよく弾きます。
裏拍(アップストローク)にブラッシングを入れるのを忘れずに。

それともう1つのコツは、達郎さんのようにピックが削れるくらい強く弾くのがコツです。
この曲をコピーしている多くの人に言えることですが、軽く弾きすぎです。
シャラシャラ・チャラチャラと脱力して軽く弾くのは間違いです。
思いっっっっっっ切り強く!弦を切るくらいの勢いでガシガシ弾きましょう!

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コメントでSporTubeJPさんから情報を頂きましたのでこちらでご紹介します。
5弦6弦のミュートについては、達郎さんのファンクラブ会報誌タツローマニア14号に記載されていたそうです。
「レコーディング当日は5弦6弦にガムテープを張って鳴らないようにした」との事です。
ガムテープを使ってミュートしたと言うのは以前どかこでチラッと目にしたことがあったのですが、情報元が定かではなかったので動画では触れませんでした。
確かに6弦は親指でミュート出来ても、5弦までミュートするのは難しいですよね。

SporTubeJPさん、ありがとうございました。