【健診でわかる】腎嚢胞"のうほう"🛸多発性嚢胞腎（ADPKD）🎈

泌尿器科の受診される病気でベスト10に入る『腎嚢胞』についてです。
検診で指摘された場合は、一度是非受診することをお勧めします。

●多発性嚢胞腎(ADPKD)は現在4000人に1人と言われております。成人で発症し比較的穏やかに進行するため、無症状であることも多く、ある程度の年齢において積極的に検査を行うことが勧められます。
特に、画像検査は治療薬の適応に必須であり、今回、『エビデンスに基づく多発性嚢胞腎（PKD）診療ガイドライン2020』を参考に動画を作りました。
新しく進行抑制する治療薬（サムスカ®︎）が2014年から保険適応になり、適応基準は、「両側総腎容積（TKV）が750ml以上」かつ「腎容積増大速度が年間概ね5％以上」である。
※投与前に難病申請をすることで投与が可能で現在は投与開始する際、入院が必要となります。

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