クラシックギター4本テスト(価格の異なる4本を比較) 4 classical guitar tests

2023/12/03 に公開
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価格帯の異なるクラシックギター4本の音比較です。音量以外、加工は一切していません。弦は4本とも同じ弦でアグアド以外は同じ日に交換しています。
約5万円、約50万円、約130万円、約500万円のギターにどの程度違いがあるか試してみようと思って比較録音したのですが、音質の違いはあるものの約5万円のAria A-50Sの出来が素晴らしく、最近の5万円がすごいのかAriaがすごいのかわからないですが、相当レベルの高い音が出せるので驚きました。一応5万円前後でどれがいいかネットで下調べしてアマゾンでポチりましたが、これは曲によっては主力楽器になるかもしれません。
時価レベルのアグアドは最近借りたもので弦長660cm、録音日も異なるため直接比較はできないのですが、圧倒的な質量はさすがです。録音の音では表せない凄味を感じますが、私の腕では本来の音を出せていないと思います。
結果として、4本比較したものの5万円のギターが健闘した結果になってしまいました。といいますか家で練習するのにもう十分なギターです。
狭い部屋での録音であるため、ホール等で録音したら違いが顕著になるのではと思われます。

■Aria A-50S 2023 (約5万円 350$)
表板::ソリッドスプルース単板(松)
横・裏:ローズウッド
サドル・ナット:牛骨
弦長:650mm
塗装:ポリウレタン
原産:中国

■MASAKI SAKURAI Special 2008 (約50万円 3,500$)
表板:スプルース単板(松)
横・裏:中南米ローズウッド
サドル・ナット:人工象牙(自作)
弦長:650mm
塗装:カシュー
原産:日本
※裏板が剥がれて自分で補修してしまったため、板が反ったままになっています。
本来の性能は得られていませんのでご了承ください。

■Jose Marin Plazuelo 2020 (約130万円 8,500$)
表板:スプルース単板(松)
横・裏:中南米ローズウッド(ハカランダ)
サドル・ナット:象牙(自作)
弦長:650mm
塗装:セラック
原産:スペイン

■Hernandez y Aguado 1971 (約500万円 35,000$)
表板:スプルース単板(松)
横・裏:中南米ローズウッド(ハカランダ)
サドル・ナット:牛骨
弦長:660mm
塗装:セラック
原産:スペイン


PERFORMD Nobuo Aoki
MIC Audio Technica AT4040+Shure SM57
AUDIO INTERFACE Steinberg UR22C
SOFT Cubase pro 12
(The sound is not processed.)