【日本赤十字社】一次救命処置(BLS) ~心肺蘇生とAED~ (字幕なし)

2016/07/08 に公開
視聴回数 288,178
0
0
いざという時、家族や周りにいる人がすぐに手当を行えば、救命の可能性は高くなります。
日本赤十字社では、一次救命処置や応急手当を学べる救急法講習を実施していますが、その中でも特に重要な「心肺蘇生」と「AED」について学べる動画を作成しました。

本動画は、「JRC蘇生ガイドライン(※)2015」に基づき、2016年に作成したものですが、今般、「JRC蘇生ガイドライン2020」が発表され、一部の用語等に下記の変更が生じています。

◆本動画の内容に関する、JRC蘇生ガイドライン2020における主な変更点
① 「除細動」→「電気ショック」
② 傷病者に反応がない場合だけでなく、反応の有無の判断に迷う場合にも、
119番通報とAEDの要請を行う。
③ 「普段どおりの呼吸」がない場合だけでなく、「普段どおりの呼吸」かどうかの判断に迷う
場合にも、ただちに胸骨圧迫から心肺蘇生を開始する。
④ 「小児用電極パッド」→「未就学児用パッド」
(「成人用電極パッド」→「小学生~大人用パッド」)
⑤ 感染症流行期においては、成人に対して人工呼吸は実施せず、胸骨圧迫とAEDによる電気ショックのみ実施する。なお、乳児・小児に対しては、技術と意思があれば、人工呼吸も実施してよい。

※JRC蘇生ガイドラインについて
一次救命処置や応急手当については、国際蘇生連絡委員会(ILCOR)から発表される「心肺蘇生に関わる科学的根拠と治療勧告コンセンサス(CoSTR)に基づき、国や地域の事情に合わせてガイドラインが作成されます。
日本赤十字社においても、日本蘇生協議会(JRC)から発表される「JRC蘇生ガイドライン」に基づき、救急法等講習を実施しています。


また、本動画で紹介している従来型のAEDのほかに、“オートショックAED”という新しいタイプのAEDの販売が開始されています。
<参考> 「オートショックAED」とは
https://www.jrc.or.jp/study/news/2021/0830_020525.html

本動画の内容については、「救急法基礎講習」にてさらに詳しく学ぶことができます。
講習のお申し込みは、日本赤十字社の各都道府県支部まで。
https://www.jrc.or.jp/study/join/study-link/