【櫻LIVE】第166回 - 加藤達也・産経新聞前ソウル支局長 × 西岡力・東京基督教大学教授×櫻井よしこ(プレビュー版)

2015/12/26 に公開
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譲歩せず「毅然」が勝ち取った無罪
加藤記者が語る特異な国での起訴の「重圧」
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 朴槿恵大統領の名誉を傷つけたとして名誉棄損に問われていた「刑事裁判」で、産経新聞加藤達也前ソウル支局長は無罪判決を勝ち取りました。李東根裁判長の判決文の朗読は、加藤前支局長を立たせたままでなんと3時間かけて読み上げられ、普通の裁判では最初に言い渡される判決結果は、最後の最後で「無罪」と言い渡されました。さらに判決に先立ち李裁判長は、韓国外務省から検察を通じて日韓関係に配慮し「善処」を強く求める文書が出されたことをあえて明らかにするなど特異な指揮をとりました。検察は懲役1年6ケ月の求刑をしており、加藤記者はこの重圧にも耐え、「毅然」と戦い抜き無罪判決を勝ち取りました。これまでの日韓関係では日本側が譲歩をする姿勢が目立ちましたが、産経新聞も安倍政権も1歩たりとも譲歩せず、強い態度を最後まで貫き通したことが「無罪」を呼び込みました。
 12月25日金曜夜9時『櫻LIVE 君の一歩が朝(あした)を変える!』第166回生放送は、帰国した加藤達也産経新聞前ソウル支局長と朝鮮問題の第一人者である西岡力東京基督大学教授をお迎えします。
 櫻井キャスターは (1)外国政府によって名誉毀損で起訴された重圧は凄まじいものだったと思うが、その重圧に耐え抜いた今の気持ちはどうか (2)言論の自由や三権分立を当然のことと考える日本から見て、韓国の司法及び言論の在り方をどう感じたか(3)この裁判は国際社会に日韓関係の複雑さと微妙さを印象付ける結果となった。韓国人が先進国と自認する韓国のイメージは損なわれ、韓国にとっての試練ではなかったか (4)判決をどのように評価・分析するか。判決冒頭に韓国外務省からの要請があったと裁判長は語った。政治的影響を及ぼそうと韓国外務省が動いたこと自体、この裁判の異常さを浮き彫りにした。韓国は民主主義の根幹としての言論の自由、表現の自由を欠くばかりか、まともな近代国家としての三権分立も守りえていないことが判明した。そのことについて韓国の心ある人々の反応はどうか。(4)朴槿恵大統領は両親の悲劇的な死から、本来法の支配や 言論の自由を学び取らないといけないと思うが、なぜ彼女はそのような学びの資質が欠いていると思うか (5)この一連の裁判は加藤さんの人生に何をもたらしたかなどをテーマに対談をリードいたします。
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