日本でイチバン強い弓道部に潜入！筋力よりも〇〇力が大事？強さの秘密とは！
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北海道のあらゆる１番を紹介する「イチバン」。今回のテーマは「日本でイチバン強い弓道部」です。
創部５０年の歴史がある江別市の札幌学院大学・弓道部。男女合わせて３４人が在籍しています。まずは「弓道」の基本です。
■百武優仁主将（４年）「弓道は、射法八節というものから成っています」
弓を射るために必要な８つの動作。『足踏み』で足を開き、正しい姿勢をつくる。重心を置き、弓を引く状態をつくる『胴造り』。『弓構え』で弓を引き始め、弓をあげる『打起こし』。起こした弓を左右均等に引き分ける『引分け』、『会』で心身がひとつになり、的を狙って放つ『離れ』、『残心』で形を保ちます。
■百武主将「自分がイチバン大事なのは胴造りかなと。そこが崩れると、いくら上手に引いてもぐらついてしまう」
ちなみに「手の内を明かす」という言葉は弓道から生まれました。左手の使い方や手のひらのマメなどで、その人の流儀や技量がわかるということが語源だそうです。
道具にもこだわりがあります。弓の形状も、反り方が違ったりします。カーボン製の弓の方が反発力があって飛びますが、竹＋カーボン製は扱い方が難しいといいます。弓は一張り、安いもので３万円からとのこと。
去年１１月に三重県の伊勢神宮でおこなわれた「全日本学生弓道女子王座決定戦」。女子が団体戦で見事、全国一位に輝きました。北海道の大学がこの大会で優勝するのは初めてのことです。
■森アナ「Ｑ日本一の方ですか？」
■内山水葵さん（２年）「はい。先輩方が強かったので、そのおかげという感じ」
謙遜気味の内山水葵さん。高校生から弓道をはじめ、去年、１年生ながら決勝戦に出場した実力者です。
■内山さん「（決勝戦の）最初は競っていた。相手が崩れたときに、うちがしっかりあててちょっと差をつけてという感じ。私以外は先輩だったので、足を引っ張らないように」
団体戦は１チーム４人です。２８メートル離れた直径３６センチの的を狙い、どれだけ多く的中させるかを競います。決勝戦では強豪・桜美林大学相手に５３対６１で勝利しました。
■吉泉彰二監督「生徒が頑張ってくれた。向こうが自滅していった精神的に。弓道は自滅がつきまとう。自分に負けていく、自分の気持ちに。でも女の子たちは自滅しないでトントントンと自分の弓を引けたので（勝てた）」
■内山さん「あんまり感情を出して良いスポーツじゃないので、あたってもあたらなくても同じ気持ちで引かないといけない」
強さの秘密を探してみました。なにやらメモをとっているようですが・・・
■森アナ「Ｑいまなにを？」
■田村愛斗さん（１年）「あたったかどうかを書いて矢の飛んだ場所を書いています」
どのように弓を引いたときに、どこにあたったかを記録して、次の一射に修正を加えるのだそうです。そして意外なところに筋肉が・・・
■森アナ「Ｑ腕にすごく負荷がかかる？」
■百武主将「だいたい負荷２０キロくらいかかているのかな。触ってみてください」
■森アナ「ここに筋肉がつくんですね！」
体力はもちろんですが、それよりもイチバン重要なのは「精神力」だといいます。
■百武主将「僕の場合は１：９ぐらいで９が精神。そこがやられちゃうと、体力あってもなんにもできなくなっちゃうので」「考えすぎるがよくないと思っていて、自分があてるために（考えごとを）とにかく少なくして、あてることだけを考えて引く。とにかく余計なことは考えない」
■森アナ「学びになります！引き算だ！」
特別に弓を持たせてもらいました。
■森アナ「いかがでしょうか？強くなった気はします」
■百武主将「これで上にあげます。こっちを固定しながらこっちに開く」
■森アナ「こんなに硬い？」
■百武主将「なるべく柔らかいものを選んでいるが」
■森アナ「え、伸びない・・・」
今月末に伊勢神宮でおこなわれる王座決定戦。去年優勝した女子は、ディフェンディングチャンピオンとして２連覇を目指します。３年連続で全国大会に出場している男子。狙うは全国初優勝です。
■森アナ「引き続き応援の気持ちを送ってますので頑張ってきてください。かっこよかったです。ずっと応援しています！」
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創部５０年の歴史がある江別市の札幌学院大学・弓道部。男女合わせて３４人が在籍しています。まずは「弓道」の基本です。
■百武優仁主将（４年）「弓道は、射法八節というものから成っています」
弓を射るために必要な８つの動作。『足踏み』で足を開き、正しい姿勢をつくる。重心を置き、弓を引く状態をつくる『胴造り』。『弓構え』で弓を引き始め、弓をあげる『打起こし』。起こした弓を左右均等に引き分ける『引分け』、『会』で心身がひとつになり、的を狙って放つ『離れ』、『残心』で形を保ちます。
■百武主将「自分がイチバン大事なのは胴造りかなと。そこが崩れると、いくら上手に引いてもぐらついてしまう」
ちなみに「手の内を明かす」という言葉は弓道から生まれました。左手の使い方や手のひらのマメなどで、その人の流儀や技量がわかるということが語源だそうです。
道具にもこだわりがあります。弓の形状も、反り方が違ったりします。カーボン製の弓の方が反発力があって飛びますが、竹＋カーボン製は扱い方が難しいといいます。弓は一張り、安いもので３万円からとのこと。
去年１１月に三重県の伊勢神宮でおこなわれた「全日本学生弓道女子王座決定戦」。女子が団体戦で見事、全国一位に輝きました。北海道の大学がこの大会で優勝するのは初めてのことです。
■森アナ「Ｑ日本一の方ですか？」
■内山水葵さん（２年）「はい。先輩方が強かったので、そのおかげという感じ」
謙遜気味の内山水葵さん。高校生から弓道をはじめ、去年、１年生ながら決勝戦に出場した実力者です。
■内山さん「（決勝戦の）最初は競っていた。相手が崩れたときに、うちがしっかりあててちょっと差をつけてという感じ。私以外は先輩だったので、足を引っ張らないように」
団体戦は１チーム４人です。２８メートル離れた直径３６センチの的を狙い、どれだけ多く的中させるかを競います。決勝戦では強豪・桜美林大学相手に５３対６１で勝利しました。
■吉泉彰二監督「生徒が頑張ってくれた。向こうが自滅していった精神的に。弓道は自滅がつきまとう。自分に負けていく、自分の気持ちに。でも女の子たちは自滅しないでトントントンと自分の弓を引けたので（勝てた）」
■内山さん「あんまり感情を出して良いスポーツじゃないので、あたってもあたらなくても同じ気持ちで引かないといけない」
強さの秘密を探してみました。なにやらメモをとっているようですが・・・
■森アナ「Ｑいまなにを？」
■田村愛斗さん（１年）「あたったかどうかを書いて矢の飛んだ場所を書いています」
どのように弓を引いたときに、どこにあたったかを記録して、次の一射に修正を加えるのだそうです。そして意外なところに筋肉が・・・
■森アナ「Ｑ腕にすごく負荷がかかる？」
■百武主将「だいたい負荷２０キロくらいかかているのかな。触ってみてください」
■森アナ「ここに筋肉がつくんですね！」
体力はもちろんですが、それよりもイチバン重要なのは「精神力」だといいます。
■百武主将「僕の場合は１：９ぐらいで９が精神。そこがやられちゃうと、体力あってもなんにもできなくなっちゃうので」「考えすぎるがよくないと思っていて、自分があてるために（考えごとを）とにかく少なくして、あてることだけを考えて引く。とにかく余計なことは考えない」
■森アナ「学びになります！引き算だ！」
特別に弓を持たせてもらいました。
■森アナ「いかがでしょうか？強くなった気はします」
■百武主将「これで上にあげます。こっちを固定しながらこっちに開く」
■森アナ「こんなに硬い？」
■百武主将「なるべく柔らかいものを選んでいるが」
■森アナ「え、伸びない・・・」
今月末に伊勢神宮でおこなわれる王座決定戦。去年優勝した女子は、ディフェンディングチャンピオンとして２連覇を目指します。３年連続で全国大会に出場している男子。狙うは全国初優勝です。
■森アナ「引き続き応援の気持ちを送ってますので頑張ってきてください。かっこよかったです。ずっと応援しています！」
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