カワセミが威嚇し合う動画 なぜ横並び 58万回再生

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動物にとって生き抜くための闘争本能、それは...威嚇。

普通なら向かい合って威嚇するが、例外も...。

土手で同じ方向を見つめる2羽の鳥。
コバルトブルーの羽を持ち、「空飛ぶ宝石」と呼ばれるカワセミだ。

一見、かわいく並んでいるように見えるが、実はお互い、バチバチ。

奥のカワセミがヒョコッと背伸びすると...手前もヒョコッと。
この背伸びこそ、互いが互いを威嚇する行為なのだ。

しかも、驚くのは...。

撮影してから4日後、緊迫した状態はまだ続いていた。
お互い一歩も譲らない。

動画はSNSで58万回以上再生され、「鳥的にはガンの飛ばし合い」、「威嚇を横並びでする動物は初めて見た」と話題になっている。

なぜ横に並んで威嚇するのか、専門家に聞くと...。

日本野鳥の会・自然保護室チーフ「エサをとるために、枝や岩の上でいい場所を争う。そういった場所は対面になる場所はなく、横にいても鳥が見えているので、お互い認識して威嚇し合う」

撮影してから2週間以上たった21日、川の近くにいたのは1羽だけ。
撮影した人によると、この鳥は元々住みついていたカワセミだという。

熾烈(しれつ)な縄張り争いは、先住民ならぬ、先住鳥の勝利で終わったようだ。

FNNプライムオンライン
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