抗うつ薬はなぜ効く? メカニズムについて解説します。【精神科医・益田裕介/早稲田メンタルクリニック】

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#抗うつ薬 のメカニズムについて #精神科医 が分かりやすく解説します。
抗うつ薬は #うつ病 だけではなく #パニック障害 や #強迫性障害 #不安障害 などにも使用しますし #痛み や #不眠 にも効果があります。そのため、広く使われる基本的な薬です。
しかし、そのメカニズムについて説明を受けたことのある患者さんは少ないのではないでしょうか?
脳は神経細胞の集まりですが、うつ病の人は神経細胞の活動が低下していると言われています。神経伝達物質の量が少なくなっており、薬によって神経伝達物質の量を増やしています。
もう少し具体的に話すと、セロトニンという物質が回収されるのを邪魔することで、セロトニンの量が増えます。セロトニンの量が増えることで、それを感知した受容体から、休止していた遺伝子を活性化されて、神経系のたんぱく質の合成が促進されます。体質改善のイメージです。
なので、薬の効果が表れるまでに2~4週間ほどかかるのです。


早稲田メンタルクリニック院長として働く、現役精神科医益田裕介があなたの疑問に答えます!

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