【解説】故障して読めないHDDを自力で復旧させる修理方法。(やり方とコツ)

2021/07/18 に公開
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今回は故障したHDD(ハードディスク)を自分で修理する方法についてわかりやすく解説していきます。
実際にHDDを壊したのでそれを修理して、ちゃんとデータ復旧できるのか実践しながらご紹介します(悲)

また、数あるやり方の中で、個人的に思う最もシンプルで簡単な方法。そしてそれに必要なもの・コツなどについてをわかりやすくまとめました。
もしも、同じような故障で悩まれている方の参考になって、お役に立てれば幸いです。

作業内容としては故障した制御基板から正常な基板へと交換を行う方法で、基板を交換する際、EEPROMというある種のメモリー部品を移植するというものになります。
その上で、この手の作業では本来であればリワークステーションやヒートガンなどを使用すると思いますが、素人には難しいですし、そもそも所有していないことがほとんどだと思います。なので、知識や経験のない初心者でも簡単かつ、一般的なハンダごてだけで行える一番単純な方法で解説していきます。

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目次
00:00 概要
00:34 故障状態とHDDのモデル等
06:18 修理方法の概要
08:11 基板交換に使えるドナーHDDについて
11:05 HDD修理(準備編)必要なモノ等
14:50 HDD修理(作業編)手順とコツ
21:18 動作確認
23:14 まとめ