【攻撃的な選挙演説】衆院補選での行為は是か非か?対策は?元検事『国家権力はできるだけ政治・選挙に介入しないのが原則』さらに「法改正は劇薬」とする見解も【MBSニュース解説】(2024年4月30日)

2024/04/30 に公開
視聴回数 33,014
0
0
衆議院補欠選挙で、候補者の街頭演説に対して、他の候補者を立てた政治団体による選挙妨害ともとれる行為が選挙期間中に繰り返され、他の陣営から抗議が続く事態となりました。行った政治団体側は「言論の自由だ」と主張。民衆によるヤジではなく、候補者やその陣営による『演説』について、国会でも議論される事態となっています。
 警視庁は『公職選挙法違反の自由妨害の疑い』があるとして警告を出しましたが、元大阪地検・検事の亀井正貴弁護士によりますと「国家権力はできるだけ政治活動や選挙活動には介入しないというのが原則で、捜査機関もそう考えている。犯罪の成否を判断するのは非常に微妙で難しい」と解説します。さらに法改正を求める声があることについても亀井弁護士は「国家権力は政治活動・選挙活動という民主主義の根幹にはあまり介入してはいけないという観点からすると、法律家の感覚からするとやはり法改正は劇薬」と自身の見解を述べています。

◎亀井正貴:元大阪地検検事 弁護士として民事・刑事裁判を多数担当

(2024年4月30日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)

▼MBS NEWS HP
https://www.mbs.jp/news/

▼最新ニュースや特集を毎日配信 チャンネル登録お願いします!
https://www.youtube.com/c/MBSnewsCH?sub_confirmation=1

#選挙 #公職選挙法 #演説 #公選法 #街頭演説 #衆院 #補選 #妨害 #選挙妨害 #候補者 #政治団体 #自由妨害 #国家権力 #捜査機関 #警察 #検察 #政治活動 #選挙活動 #公権力 #民主主義 #法律 #法改正 #対策 #劇薬 #大阪地検 #検事 #弁護士 #亀井正貴 #MBSニュース #毎日放送