MLB対戦相手の証言から振り返る2018年から2023年まで「6年間の進化の歴史」【大谷翔平】

2023/10/21 に公開
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2018年。二刀流の看板を引っ提げて海を渡った大谷翔平選手。
現在はブルージェイズで活躍するウィット・メリフィールド選手は、当時このように語っていました。

「MLBが二刀流をついに許可したということに驚いているよ。今までは投手か打者か、MLBに来る前にどちらか1つを選ばなければ行けなかった。二刀流を許容する存在がついに現れたということに、とても感銘を受けているんだ」

とはいえ、現地の認識では「面白そうな日本人がやってきたな」というレベル。
いずれは投手か打者か、1つに絞るだろうという考えが一般的であり、二刀流での成功を信じる人はほとんどいませんでした。この後に待ち受けている驚きの数々を、その時は誰も知らなかったのです。

そこからの投打での活躍は周知のとおり。右肘靱帯の怪我に苦しめられた期間もありながら、2021年は完全復活しMVPを獲得、ベーブルース以来の「2桁勝利・2桁本塁打」達成、投打でのW規定達成……。異次元の活躍の数々は挙げればきりがありません。

名門ヤンキースの剛腕エース、ゲリット・コール投手は大谷選手と対戦し、その凄さを目の当たりにしたといいます。

「彼は打者として、ほぼマイク(トラウト)並に良い選手なんだ。僕はあんなフィジカルサンプルを見たことがない。彼は本格派なんだよ」

また、MLB屈指のスラッガーであるJ.D.マルティネス選手も、大谷選手の変幻自在の投球に惑わされたようです。

「彼の球はすべてが予測不能だ。球種が平均以上に多く、どの球種も強烈な力がある。手強い投手としか言いようがない」

こうして、大谷選手はその実力で懐疑的な意見をねじ伏せてきました。
今となっては、MLB内でも大谷選手の活躍は当たり前。2022年の対戦で大谷選手に2本塁打を浴びた、ホセ・ベリオス投手もこのように話していました。

「オオタニについて何も驚きはないよ。オオタニがどういう選手かみんな知っているからね」

他のどんな選手とも比べることのできない「ショウヘイ・オオタニ」の凄さを、リスペクトをもって称えています。

2023年シーズンは、打者として3割越えの打率で44本塁打を放ちホームラン王に輝いた大谷翔平選手。投手としても10勝を挙げ、史上初となる2年連続「2桁勝利&2桁本塁打」も達成しました。

異次元とも言える投打での活躍は、対戦相手から見ると攻略が難しく、厄介な相手だったに違いありません。一方で、誰も成し得なかった二刀流にチャレンジし続ける大谷選手は、多くの選手からリスペクトされる存在でもありました。

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、対戦相手でありながらファンのような気持で大谷選手を見ていたことを明かしています。

「今夜の私はファンのような気持ちで彼の投球を見ていた。監督の立場を第一に考えないといけないのはわかっている。だが、ファンとして称賛せずにはいられないんだ」

ということで、今回は大谷選手と対戦してきた相手選手や監督たちのコメントをもとに、大谷選手のメジャーでの6年間を振り返っていきたいと思います。

メジャーリーガー・大谷翔平の6年間の総集編となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。