硝子の少年  山下達郎 & KinKi Kids カバー cover ☆字幕付☆

2022/02/18 に公開
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歌詞と説明

「硝子の少年」(がらすのしょうねん)は、KinKi Kidsのデビューシングル。
1997年7月21日に 8cmCDで発売。
2007年12月26日に12cmCD(マキシシングル)として再発売。

既に アイドルとしてキャリアがあったKinKi Kidsの
満を持してのデビューシングルとなる本作の製作にあたり、
松本隆と山下達郎にはジャニー喜多川らから「オリコンチャートでの初登場1位」と
「ミリオンセールス」が必要最低条件として課された。
そのため、山下は「この楽曲を製作する時は、かなりのプレッシャーだった」と語っている。

また 松本隆はジャニーズ事務所から「10代の少年をテーマにした曲を作ってほしい」と
依頼された。またジャニー喜多川からは、
「この子たちは人気があるからミリオンね」とだけ 注文を受けたという。

しかし 松本は 歌謡界の一線から 7年間も遠のいていた時期であった為、
オファーを受けたものの「松本隆の賞味期限は切れてるのではないか」と不安だったという。

その後 松本と山下は、すぐに曲作りの打ち合わせに入り、
二人は「ポップスの王道に戻った曲を作ろう。」という意見で一致した。
松本はインタビューで「今(当時)のポップスは全体的に、
デジタル化されてサバサバしている。昔のビートルズ、エルビス・プレスリーのように、
詞に情感があって、胸にキュンとくる、きれいなメロディーが
重なる歌に戻ってみようと思ったんです」と語っている。

山下は 作曲にかなりの困難を極めたが、70~80年代を代表するヒットメーカーで、
ジャニーズでも近藤真彦や少年隊などのヒット曲を数多く手掛けてきた作曲家・
筒美京平を引き合いに「筒美京平だったらどういう曲を書くのか?」という視点で完成させた。
関係者にデモテープを聞かせた際には「古臭い」、「踊れない」等の反対があったが
「ジャニーズの歴史を踏まえてイメージした楽曲でもあり、
二人に合った曲はこれしかない!」と断言。デビュー・シングルの楽曲として選ばれた。

松本は、詞を書く対象の歌手から直感的に特徴を読み取ることができ、
KinKi Kidsの2人が放つ「輝きや独特な危うさ」をどのように表現するか考え抜いたが、
何度も書き直してもジャニーズ側から なかなか OKが出なかった。

詞のテーマがなかなか決まらず一晩悩んでいた時に、テレビをつけた際に
偶然 KinKi Kidsの 2人が テレビに映り、その姿を見て
「壊れやすそうだけど、したたかそうだな」、「あ、ガラスの少年だ!」と直感し、
今までの悩みが 嘘のように「この子達、ガラスの少年じゃないか!」と目の前が晴れ、
さらに兼ねてより「バスでは別れなどドラマがあるはずで、
バスにまつわる歌を書きたい」と思っていたことから
「物語が滝のように溢れてあっという間にできた」という。

また、山下の「素晴らしい出来」と評した原曲を聞き、KinKiの2人に純粋さ、
素直さを感じていた松本は、「この子たちなら、全世代の人たちに向けて、
人間が今忘れかけている愛や夢、希望を、歌で表現してくれる」と確信したという。

傷つきやすい少年、少女の思いを「ぼくの心はひび割れたビー玉さ」に託したという。
アイドルという言葉にはある種の軽い響きがあるが、
KinKiの2人は、松本も驚く重厚な説得力で歌い上げた。

大ヒットに松本は「ファッションは変化しても、人間はお金よりも大切な、
純粋な心を本質的に持っているんだなと感じましたね。
若者から中高年まで幅広い人が共感し、カラオケで歌ってくれることがうれしい」と答えている。

山下も この曲の大ヒットを受け、山下が楽曲提供した曲の自身の代表作となり、
自身のライブにて何度もこの曲をセットリストに加え、現在も演奏している。

KinKi Kids(キンキ キッズ)は、堂本光一、堂本剛の2人で構成される男性アイドルデュオ。
ジャニーズ事務所にとって初のデュオ、そして初の関西(近畿地方)出身の
グループであるなど初が多い[3][4]。2人とも同じ1979年生まれだが、
学年(学齢)としては光一の方が剛よりも1つ上になる。
また、2人の姓は同じ「堂本」だが 縁戚関係はなく、全くの他人である。

KinKi Kidsの表記は「K」は全て大文字。また、KinKiという単語は
英語圏ではkinky(変態)に語感が似ているため、2人が自らネタにすることがある。
「Ki」が3つ並んでいることにより、ファンクラブ名は「[Ki]×3」
(ケーアイバイスリー)と命名。会員番号は1番が光一、2番が剛。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

歌:KinKi Kids 作詞:松本隆 作曲:山下達郎

オリジナルキー E マイナー

全歌詞

雨が 踊る バス・ストップ
君は 誰かに 抱かれ
立ちすくむ ぼくのこと
見ない ふりした

指に 光る 指環
そんな 小さな 宝石で
未来ごと 売り渡す
君が 哀しい

ぼくの 心 は
ひび 割れた ビー玉さ
のぞき 込めば
君が 逆さまに 映る

Stay with me 硝子の 少年時代 の
破片が 胸へと 突き刺さる
舗道の 空き 缶 蹴 とばし
バスの 窓の 君に 背を 向ける

(Stay with me baby)
(Stay with me )

映画館 の 椅子で
キス を 夢中でしたね
くちびる が はれるほど
囁(ささや)き あった

絹(きぬ)のような 髪に
ぼくの 知らない コロン
ふられると 予感した
よそゆきの 街

嘘 をつくとき
瞬(またた)きをする 癖 が
遠く 離れてゆく
愛を 教えてた

Stay with me 硝子の 少年時代を
想い出たちだけ 横切るよ
痛みが あるから 輝く
蒼(あお)い 日々が きらり 駆(か)けぬける

ぼくの 心は
ひび 割れた ビー玉 さ
のぞき 込めば
君 が 逆さまに 映る

Stay with me 硝子 の 少年 時代 を
想い出 たちだけ 横切るよ
痛みが あるから 輝く
蒼い 日々が きらり

Stay with me 硝子の 少年 時代 の
破片が 胸へと 突き刺さる
何かが 終わって はじまる
雲が 切れて ぼくを 照らし 出す
君だけ を 愛してた