奇蹟のカンパネラで知られるピアニストのフジコ・ヘミングさんが先月21日すい臓がんのため亡くなりました。
生前に親交のあった、今年秋公開予定の映画「ら・かんぱねら」のモデルにもなった佐賀市の海苔漁師徳永義昭さん(63)が想いを込めてピアノを演奏しました。
徳永さんはピアノの経験がないにも関わらず難曲「ラ・カンパネラ」に挑戦し、独学で猛練習の末弾きこなせるようになりました。
挑戦へのきっかけはフジコ・ヘミングさんが奏でる「ラ・カンパネラ」を聴いたことです。
徳永さんはフジコ・ヘミングさんのコンサートで前座を務めたこともありました。
徳永義昭さん「心に染みるカンパネラを弾かれるフジコさんが「(ピアノに)あなたの人間性がでている」と言ってくださった言葉は嬉しかった。」
「フジコさんの魂を受けついだカンパネラば弾きたか」
「ありがとうですね、感謝とありがとうございます。そして安らかにお眠りください」