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方言はなぜ存在するのか―ことばの変化と地理空間 単行本 – 2023/10/13
大西拓一郎
(著)
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言語記号の恣意性を超えて――。
トウモロコシ、ジャガイモなどの農作物、カマキリ、バッタなどの昆虫、人名や地名と方言の関係など、生活に身近な例をもとに、地理空間におけることばの変化のしくみを考察し、言語記号の恣意性に抗おうとする「有縁性」「有縁化」こそ、語彙変化の根底にあることを導き出す。さらに、文法の変化の地域差や、語彙と文法の方言分布の縮尺の差異から、方言分布の基本則を明らかにし、「方言周圏論」と「方言区画論」の対立を超える視点を提示する。
豊富な図版や資料をもとに、「なぜ方言は存在するのか」という謎に迫る、ロマンに富んだ一冊。
トウモロコシ、ジャガイモなどの農作物、カマキリ、バッタなどの昆虫、人名や地名と方言の関係など、生活に身近な例をもとに、地理空間におけることばの変化のしくみを考察し、言語記号の恣意性に抗おうとする「有縁性」「有縁化」こそ、語彙変化の根底にあることを導き出す。さらに、文法の変化の地域差や、語彙と文法の方言分布の縮尺の差異から、方言分布の基本則を明らかにし、「方言周圏論」と「方言区画論」の対立を超える視点を提示する。
豊富な図版や資料をもとに、「なぜ方言は存在するのか」という謎に迫る、ロマンに富んだ一冊。
- 本の長さ256ページ
- 出版社大修館書店
- 発売日2023/10/13
- 寸法1.5 x 15 x 21 cm
- ISBN-104469213950
- ISBN-13978-4469213959
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商品の説明
著者について
1963年大阪府生まれ。東北大学文学部卒業、東北大学大学院文学研究科修了、国立国語研究所教授。専門は方言学・言語地理学。2010年より生活拠点を長野県に移し、富山大学・信州大学と共同で富山県や長野県でフィールドワークを行い、生活者・言語使用者の思考・感覚に根ざした方言ならびに方言分布形成の要因・過程の解明に取り組んでいる。主な著書は『現代方言の世界』(朝倉書店、2008)、『新日本言語地図』(共著、朝倉書店、2016)、『ことばの地理学――方言はなぜそこにあるのか』(大修館書店、2016)など。東北大学、慶應義塾大学、東京外国語大学、中央大学、名古屋大学、愛知県立大学、放送大学などで言語地理学を講義してきた。
登録情報
- 出版社 : 大修館書店 (2023/10/13)
- 発売日 : 2023/10/13
- 単行本 : 256ページ
- ISBN-10 : 4469213950
- ISBN-13 : 978-4469213959
- 寸法 : 1.5 x 15 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 81,777位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 6,714位語学・辞事典・年鑑 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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