見出し画像

「え!?リーチがきたのに、ほとんど現物がないんだけど…!?」 ←こんなときの対応力がアップする何切る4問


何切る一覧

※ラス回避ルールでお考え下さい。

牌譜主は雀聖3の方です。

どうしますか?
a.現物の8pを切る  b.それ以外

どうしますか?
a.現物がないので6pを切る  b.8mを切る

どうしますか?
a.現物の2sを切る  b.2pを切る


牌譜主は雀聖3の方です。

どうしますか?
a.現物の4mを切る  b.現物の2mを切る c.7sを切る


「どうせ、現物がほとんどないから」

良く聞くセリフですよね。

しかし、「現物がない(ほとんどない)こと」と「押していいかどうか」は別問題です。少なくともイコールではありません。

押し引きとして「考えるべき要素」を考えた上で、現物を切るのか、はたまた、いったん押すのかを考えなくてはいけませんね。

この記事では、その「考えるべき要素」を基準の形で説明していきます。そして、実戦で他の牌姿にも基準が使えるようになるのが目的ですね。

各シーンでは、個々の場面に特有の理由とともに、「現物を切るのか?切らないのか?」をしっかりと考えていきたいと思います。

現物がないとき、いつも迷ってしまう方はぜひご覧ください。

ちなみに、現物がない、もしくはほとんどないときに一番大事なのは、

「落ち着くこと」です。

これは戦術ではなくメンタルの話ですが、リーチがかかったときに「焦ってエラーを起こす」方は非常に多くいらっしゃいます。

落ち着くことを意識する、という抽象的な予防策だけでなく、

「リーチ後に通った牌を口に出して確認する(ネット麻雀の場合)」

「カーソルを合わせて現物の確認をする(アシスト機能がある場合)」

「ラグの間合いも思考時間に充てて考える」

などの、具体策を講じるのがいいでしょう。

では、何切るの解説にいってみましょう。

どうしますか?
a.現物の8pを切る  b.それ以外

現物がほとんどないときに、何を考えるのが大事かというと、

ここから先は

4,295字 / 21画像

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?