「アレ」を達成するには歴史的な名采配を-。15年ぶりに復帰した岡田彰布監督(65)が宿願を達成するならば、〝次の必須項目〟は歴史に語り継がれる名采配かもしれません。2005年以来のリーグ優勝と1985年以来、38年ぶり2度目の日本一を目指す今季ですが、岡田監督は優勝への初手として大山一塁・佐藤輝三塁・中野二塁というコンバートを打ち出しました。これは岡田二塁&真弓右翼コンバートを決断した85年の吉田義男監督の選手起用とダブります。そして85年シーズンで見せた吉田采配の妙とは…。岡田采配が当時の指揮官を超えるさえを見せるならば「アレの日」は必ずやって来ます。
■虎党ダンカンの悲痛 明けましておめでとうございます。どうぞ今年もトラ漫遊記をよろしくお願いいたします-。年頭のあいさつを終えたところで、頂いた年賀状の文面の中にあった印象的な添え書きをご紹介いたします。
「死ぬまでにもう一度、阪神タイガースの優勝を見たいです」
悪友のタレント、いや最近では名俳優と言った方がいいのですかね、熱狂的な虎党ダンカンが書いてきました。わかるよ、その気持ち…。お互い若い頃から阪神タイガースを傍で見続けて苦い酒ばかりを飲んだよねぇ。あの忌まわしい暗黒時代…。星野さんが来て03年に優勝。岡田監督がJFKを構築して05年にV。やっと常勝チームか…と胸を躍らせていたら、またそこから17年も優勝から遠ざかってしまうなんて…。
せめて定年までに優勝を…と思っていたら通過! 残るは死ぬまでにはもう一度優勝を! ダンカンの悲痛? な思いは「わかるかなぁ~わかんねぇだろうなぁ」ってギャグがありましたよね。(古い!ゴメン)
だからこそ、15年ぶりに阪神監督に復帰した岡田監督にはムチャクチャ期待しているんですよ。コレでアレしなかったら、ホンマに今度の優勝はさらに10年先か20年先か。そんなもん、ダンカンじゃないけど生きてるんかな? と思うわけですよ。