【3150FIGHT】石井慧、プロボクシングデビューで初勝利も辛口評価 『3150FIGHT vol.3』試合後インタビュー

2022/08/14 に公開
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#石井慧 #3150FIGHT #サトシイシイ

 2008年北京五輪柔道100キロ超級金メダリストの石井慧(クロアチア/チーム・クロコップ/35)が14日、エディオンアリーナ大阪で行われた『3150FIGHT vol.3』ヘビー級4回戦で、プロボクシングデビューを飾った。高山秀峰(スパイダー根本/30)と4ラウンドで対戦し、2―0で判定勝利をおさめた。

 石井は、北京五輪後に総合格闘技に転向し、18年にクロアチア国籍を得て、同国でプロボクシングのライセンスを取得。今回はサトシ・イシイとしてクロアチアの選手として登場した。

 試合を終えたイシイは「スパーリングと本当の試合は違うんだということがわかりました。相手も必死こくんでね、デビュー戦ですけど全然ダメですね」と反省。

 試合中には相手をロープに詰め、プレッシャーをかけていたイシイ。そのスタイルについて聞かれると「あれしかできないんでね。プレッシャーをかける練習をしてきた」と明かす。また最終ラウンドで強くヒットした顎へのパンチについて聞かれると「気づかなかったです。、もっともっと(パンチの)強弱をつけけられればと思います」と今後に向けた改善点を語った。

 イシイはこれからの活動について「海外では絶対やりたいと思っています。日本でやるにはJOCのみなさんのご理解が必要になりますので、何卒よろしくお願いいたします」と話し、会場の観客に「みなさん来ていただいてありがとうございます。また頑張っていきます」と感謝した。

 前日の記者会見では、石井が「オリンピックスポーツであるボクシングに挑戦したいと純粋に思いまして、今回亀田さんに話したら、チャンスをいただけるということで出場を決めました」と、ボクシング挑戦への経緯を説明していた。