新美南吉「手袋を買いに」
著 :新美南吉
絵 :あぼかど山葵醤油さま、しぇりーさま、いらすとやさま
■あらすじ
雪の朝、表を走り回って帰ってきた子狐の冷え切った手を握りながら、母さん狐は手袋を買ってやろうと思いついた。
夜になって町に出かける途中で、母さん狐は子狐の片手を握って人間の子供の手に変えた。そして子狐に、町の帽子屋へ行って戸を少しだけ開けたら、人間の方の手を出して「手袋をください」と言うように、と教えた。
間違って狐の手を出してしまうとひどい目に遭うからと。
子狐は町に着くと帽子屋を見つけ戸を叩いた。帽子屋が戸を開けた拍子に差し込んだ光がまぶしくて、子狐はつい狐の方の手を出して、「手袋をください」と言ってしまうのです・・・。
■スタッフ
朗読:大橋隆昌
https://twitter.com/takamasa0084
朗読のリクエストは、以下の生放送まで
ツイキャス「大橋隆昌のゆるやかさん」毎週火曜日22:00〜22:30
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