【梶井基次郎全集1】『桜の樹の下には』(朗読・宮下詩麻)

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【梶井 基次郎(かじい もとじろう)】
1901年〈明治34年〉2月17日 - 1932年〈昭和7年〉3月24日
日本の小説家。感覚的なものと知的なものが融合した簡潔な描写と、詩情豊かな
澄明な文体で20篇余りの小品を残し、文壇に認められてまもなく、31歳の若さで
肺結核で没した。
死後次第に評価が高まり、今日では近代日本文学の古典のような位置を占めている。
その作品群は心境小説に近く、散策で目にした風景や自らの身辺を題材にした作品
が主であるが、日本的自然主義や私小説の影響を受けながらも、感覚的詩人的な側面
の強い独自の作品を創り出している。


【桜の樹の下には】
1928年(昭和3年)12月5日発行の季刊同人誌『詩と詩論』
第2冊に掲載されました。その後、基次郎の死の前年の1931年(昭和6年)5月15日
に武蔵野書院より刊行の作品集『檸檬』にも収録されました。同書には他に17編の
短編が収録されています。
(注)朗読において、今日の表現基準に照らして不適切と思われる語句や表現が
ありますが、発表時の時代的背景と文学性を考え合わせ、底本どおりに読んで
おります。ご了承ください。


【あらすじ】
「桜の樹の下には屍体が埋まつてゐる!」
桜の花があんなにも見事に咲くのは、どうしてなのか?
桜の花の生き生きとした美しさと、腐乱した屍体という生死の対比による
独創的な見解が、どうして桜の花があんなにも見事に咲くのかということ
の答えであると、「俺」は「お前」に語るのである。



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