まるで鉄道の路線図「インターネット」

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今回は、「インターネット」についてのお話をしていこうと思います。

コンピュータがあつかうデータを、いつでもどこでも、世界中で共有できるようにしたのが、インターネットです。インターは「お互いにつなげる」という意味で、ネットは「網」のことです。コンピュータどうしを網の目のようにつなぐものを「インターネット」といいます。この網の目の道を通って、データはコンピュータの間を行ったり来たりしています。

このデータの通り道は、鉄道の路線図を思い浮かべるとわかりやすいです。電車でどこか遠くへ遊びに行くときのことを想像してみてください。最寄り駅から電車に乗り、乗換駅で路線を乗り継ぎながら目的地を目指しますよね!これと同じように、インターネットの中にも乗換駅のようなコンピュータがあります。
たとえばアメリカの動画を見るとします。アメリカのコンピュータから出発したデータは、乗換駅のコンピュータを次々と経由して、みなさんのコンピュータまで送られてくるのですね。では、コンピュータはどうつながっているのでしょうか?

コンピュータがつながる方法は2種類あります。まずはケーブルです。
身近なのは家庭用のLANケーブルですね。そこまでつないでいるのは光ファイバーケーブルといいます。日本中の地下道や電柱に設置されています。光ファイバーはさらに海底ケーブルとして海を渡り、遠く離れた海外のコンピュータまでつながっています。
次に、コンピュータをつなげているのは電波です。先日動画で紹介した5Gや4G、また街中にあるWi-FIなどによって、ケーブルがなくてもコンピュータをつなげることができます。現在のところ、大量のデータを速く、遠くまで送るには、ケーブルでつなぐのが一番の方法です。ですので、遠い距離はケーブルを使い、近い距離は街にある電波塔を乗り継ぎしながら、最終的に私たちのところへ届くという仕組みになっています。

このインターネットのはじまりは、1969年のアメリカといわれています。それまでも通信ができるシステムはありましたが、それはメインのコンピュータと単独でつながっているだけでした。それが、互いにつながり合い、どのルートをたどってもつながる仕組みにすることで、どこかが故障してもつながるネットワークになりました。1990年には、「web」が開発され、インターネットに文書や画像を公開したり、閲覧したりする仕組みができました。その「web」については、次の動画でお話していこうと思います。

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