敵前弓術・スポンジ鏑合戦と42km/hの騎射

2021/04/17 に公開
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2021年4月11日、神奈川県小田原市にあるサドルバック牧場の「馬上弓くらべスクール」で撮影した戦闘弓術の二つの形、歩射(ぶしゃ・ほしゃ)と騎射(きしゃ・うまゆみ)の映像です。練習の後、アーチェリー用のスポンジ鏑を装着した矢を持って、牧場の斜面で上からの射おろしと、下から射上げる弓射の違いを体感しました。今回はあまり準備と練習の時間もなく、双方慣れてもいなかったのでお見苦しい混乱状態でしたが、次回はもっと遮蔽物を利用、常に位置を変えることによって敵を惑わし、距離を詰め、動いている状態から素早く正確な射の体勢に入り、必殺の一射を放てるようになりたいと思ってます。
さて、騎射の方ですが、この日乗ったのは、牧場の最速馬、木曽系和種馬の「快佑(かいゆう)」で、90mの短い走路にもかかわらず最高時速42km出ていました。快佑は小柄で細いのにとても速い馬です。走路がもっと長くて加速がつけられれば、さらに速いはずです。弓は、例によって一の的は左下を狙う弓手下(ゆんでした)、二の的は左斜め後方を狙う押捩り(おしもじり)です。快佑は速くても反撞(はんどう・馬の揺れ)が少ない、誠に素晴らしい騎射プラットホームなのですが、今回は押捩り一射しか当たりませんでした。こっちの方も、もっと練習が必要ですね。

騎射やスポンジ鏑合戦の練習場になっている「馬上弓くらべスクール」の映像、騎乗で箙から矢を抜く映像も収録 https://youtu.be/JTWM2B2IA0A