振袖が嫌で号泣していた元女子が、家族と2度目の成人式をしたら感動が止まらなかった、、。【LGBTQ/トランスジェンダー】

2022/01/10 に公開
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【撮影協力】
写真スタジオ ハッピー
▶︎https://www.st-happy.com/
先生もスタッフの皆さんも、本当に温かく
撮影にご協力いただきました。
ハッピーさんでは、成人式の他にウエディングなども撮影できたりで
同性カップルの方もいらっしゃいました!
めちゃくちゃ楽しかったです!ありがとうございました!

改めまして
ご成人の皆様、おめでとうございます!!!



本当は新成人の皆さんのお祝いの日なんだけど
少し、僕の話をさせてください。

僕は今、30歳。
10年前の今日、成人式でした。
そして、その頃はまだ、女の子でした。

自分が、体は女性、心は男性
性同一性障害だと自覚していても
どうしたらいいか分からず
未来が描けなかった当時。

友達には徐々にカミングアウトできていたものの
家族には一切できてなくて。

両親からしたら、成人式は子どもの一大イベント。
我が家でもそれは一緒で。
しかも、結構ちゃんと祝っちゃうタイプの家柄で。

僕は家族の中では女の子。
成人式はもちろん振袖。

「振袖なんて着たくない」そう心が叫んでも
準備されためちゃくちゃ高い振袖。
嬉しそうな両親、祖父母を前に何も言えなかった。

振袖を着て前撮りをする日の前日。
大学の授業中に
「なんで僕はこんな風にしか生きることができないの?」
苦しくなって、授業を抜け出しトイレで大号泣。

戻ってきたら、目が真っ赤の僕を心配する友達。
だけど、聞かれても理由は答えられなかった。

せめてもの抵抗で、母へメールをした。
「明日、振袖着なきゃいけないですか?」そう送る。
母からの返信は
「どうしたの?」

そこでカミングアウトできるわけもなく
「なんでもない」そう返事をした。

そして、当日。
無理矢理に伸ばした髪に、髪飾りをつけて
メイクもして。振袖に腕を通す。

当日はもうやり切るしかないと覚悟を決めて。
けど、全然うまく笑えなかった。

「ああ、自分は女性としてしか生きられないのか」
そう痛感する。
シャッターの音は容赦なく鳴り響き
残したくないこの瞬間を
僕の一部として刻んでいく。

そんなことがあった10年前。
今、家族にもカミングアウトできて
自分が元々女子であったことを
こんなに世間に向けて発信してるなんて
思いもしなかった。
けど、現実で。

この動画を見てくださった人へ
今がどうしようもなく苦しくて、辛くかったら
逃げ出したっていい、向き合わなくたっていい。
僕だってそうだった。
だけど、思いがけない未来って来るんだって思ってもらえるきっかけになれてるといいなと思います。


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ED使用楽曲
若林タカツグ/カッパエンターテインメント

元女子 LGBTQ トランスジェンダー FTM
性同一性障害 性別適合手術 性転換

#成人式 #LGBTQ #元女子
振袖が嫌で号泣していた元女子が、家族と2度目の成人式をしたら感動が止まらなかった、、。【LGBTQ/トランスジェンダー】