「クロスオブアイアン」トーナメントシナリオ「北方軍集団最初の危機」、精鋭ドイツ軍の前に恐怖の重戦車出現

「クロスオブアイアン」は、少年たちの夢である。
ゲームのテーマは1941~45年の東部戦線で、車両1両、歩兵1個分隊、指揮官1名のスケールでの戦術戦闘を描いている。1Hex=40m、1Turn=2分である。
「クロスオブアイアン」は、スコードリーダーシリーズのエクスパンションキットとして1978年に米国Avalon Hill社から発売された。「スコードリーダー」は歩兵同士の戦闘を扱った作品であったため、戦車戦に関するルールは比較的シンプルなものであった。
「クロスオブアイアン」は元々の「スコードリーダー」に戦車戦に関する詳細なルールと東部戦線で登場した主要な戦闘車両を追加したエクスパンションキットである。「スコードリーダー」には4号戦車、T-34といったベーシックな戦車しか登場しなかったが、「クロスオブアイアン」には、パンター、ティーガー、スターリンといった花形戦車が登場し、華やかな戦車戦闘が盤上で再現できる。まさに「黒騎士物語」を盤上で再現できるゲームであった。しかもこのような作品が1978年に発売されたということだけでも驚きである。まさに「少年たちの夢」そのものであった。
今回、「クロスオブアイアン」をプレイすることになった。オッサンになっても少年の心を忘れない我々にとっては、夢のようなひと時となった。

今回プレイしたシナリオ「北方軍集団最初の危機」は、1982年オリジンズでの「クレシェンドオブドゥーム」トーナメント対決の第1回戦で用いられたものである。舞台は1941年の東部戦線。開戦後快進撃を続けるドイツ北方軍集団の前に現れた正体不明の重戦車。37mm砲や50mm砲ををいとも簡単に跳ね返すこの重戦車を前にして、無敵ドイツ軍は今まで感じたことがなかった恐怖を味わった。


関連動画
・「クロスオブアイアン」トーナメントシナリオ「破壊の戦士」
https://youtu.be/kLWKQX6dB-Y
・AH「Squad Leader」シナリオ1「親衛赤軍の反撃」をプレイしてみる
https://youtu.be/M60ucVf_v_k
・海外製シミュレーションゲームをプレイしてみよう
https://youtu.be/Nio8TM-aZK8

関連HP
・うp主のブログページ
https://livedoor.blogcms.jp/blog/mk2kpfb/article/
・うp主のホームページ
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・ORIGINS GAME FAIR
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