セルフィッシュガール「夢で逢えたとて(笑)」Official Video

2023/02/03 に公開
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大学3回生の時に始めたセルフィッシュガールというバンドで2年ぶりに作った1年前の曲です。何言うてんねん。

「夢で逢えたとて(笑)」
作詞/作曲/映像:くるぶしパーティ
編曲:セルフィッシュガール

lyric
生きていたいと思えなくなる世の中で
ただ手痛い停滞に我慢して甘んじてるんです
いつも愛だの恋だのを語る漫画の
サブヒロインは四面楚歌
もっと彼女に救いを、恵みの雨を

心残りが無いなら何より
ホントのところ男のアイロニー
元を辿れば二人は赤の他人
もっとあなたの側にいたいのに

古くなったアルバムをめくれば
あの日熱唱していたエルレが
電話はいつもあなたからと決まっていたんだ


バイト終わり 「可哀想に」
街灯に群がる虫に呟かれるように
カラッポの無い希望
昨日ナイキ履いて泣いて帰って吐いて

板に着いた嘘 移ろう中で
確かなものはあなたの体温だけ
もう無いんだっけ


一切合切がもう
どうでもよくなっちゃって
あなたと聴いていた歌は
金輪際聴かなくなって

失敗ばかりでホント
生きる価値もなくなっちゃって
笑っていた二人がいたあの日の光が
痛くても癒えなくて

分かっていたんだ
きっと大人になってしまったんだ


見えないものが足りなくても物語は
決して得てして「壊死し停止」って
指定することはなくて
眠れないあなたの横に立って
毛皮のマリーズを読み聞かせたって
コップに半分お茶を残したまま
去ったんだった ハハ


世界征服の幸福も
描いている苦悩と不自由も
善と悪の飽くなき探究心も
明日の「あなた」という心臓

眠れないあたしと横になって
今際の際まで向日葵であってくれ
って言ったって
バイト終わり 有象無象に
ふとした事で想いを越される夜の日


一切合切がもう
どうでもよくなっちゃって
あなたと聴いていた歌は
金輪際聴かなくなって

失敗ばかりでホント
生きる価値もなくなっちゃって
笑っていた二人がいたあの日の光が
痛くても癒えなくて


攫っていった時間が
あたしたちの負の遺産だとは思えなくて
確かに効いていた歌が
金輪際効かなくなって

一回良ければちゃんと
二人がいたあの日の光へ
叶えたい未来 誓いの口づけしたいなんて
言いたくても言えなくて

渡ってみたんだ 信号
赤でもいけてしまったんだ
そんなのが運命って笑えたよね

あたしたちは ぼくたちは
もうあの時に終わったんだ
だからもう 夢で逢えたとて

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