オシロスコープはどんな時に使用するの?テスターではダメ?実物を用いて概要について説明!

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📝オシロスコープは電子工作で使用するイメージはありまえんか?
 今回は工場で働く人向けとして、オシロスコープについて紹介している動画となります。
 
 生産現場のトラブル対応や設備改造でオシロスコープが役に立つ場面はあります。
 また、電圧を測定するときに使用するテスターとの違いについても紹介しています。

 皆さん、コメントの書き込み、よろしくお願いします!

🔽今回使用したオシロスコープ
HDS2102S
商品提供:OWON JAPAN合同会社

■メーカー:OWON
http://owon.co.jp/products.asp?SortID=62

■購入先:Amozon
https://www.amazon.co.jp/dp/B09R1L8R8G?tag=maftracking171687-22&linkCode=ure&creative=6339

※上記製品リンクはAmazonアソシエイトのリンクを使用しています。

#電気
#エンジニア
#オシロスコープ


🔽生産現場での使用例
①海外製の設備やPLC以外で制御されている設備
PLCで制御されていれば、ツールを使用してオンオフの状態をモニタできたり、
ちょっと手間ですが、プログラムを作成したりすればセンサーが
何秒ONしていたか分かります。
しかし、PLC以外のコントローラーで制御されていたり、
海外製の生産設備などで、こちらにツールがないときに
信号の状態を確認するときはオシロスコープが役に立ちます。

②画像検査装置を作成時、検査設定変更時
製品検査装置では製品の検査を開始してから、
つぎの製品が流れてくるまでに検査を終えなければいけません。
何秒で検査を終了しなければいけないか、
許容できる検査時間を把握するために
製品のピッチ間、何秒間あるか使用することがあります。

画像処理では検査項目を沢山いれると処理時間が長くなり、
つぎに流れてきた製品が検査できないことが発生しますので、
生産速度が速いラインでは気にする必要があります。

③信号同士の調査
回転する主軸などに対して、任意のタイミングで信号を出すことのできる
カムポジショナーとPLCで制御している設備があります。
使い方としては機械の軸が◎角度から〇角度のときに検査の結果信号が入っていなかったら、不良か判断する制御をしている設備があります。

PLCのモニタでも判断できないこともありませんが、
オシロスコープで確認した方が、分かりやすく、
検査結果のタイミングが遅いのか、カムポジショナーの信号が遅いか、
短いかなど、タイミング把握しやすいです。