白馬乗鞍岳 裏天狗雪崩事故 埋没後3時間1分の奇跡の生存救出

2022/12/14 に公開
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2020年2月28日、北アルプスの白馬乗鞍岳で、スノーボーダーが雪崩に巻き込まれ、埋没する事故が発生しました。

同行者と、周辺で検定試験を行なっていた山岳ガイド、講習中の外国人パーティが協力して捜索を始めましたが、雪崩トランシーバーの反応がありません。

スイッチの入れ忘れか故障と判断し、プロービングでの捜索に切り替えます。
(プロービングとは、長さ2~3mの棒を雪面に挿し、埋没者を探す方法のこと)

生存の可能性が高いのは埋没後18分まで。1時間後には生存率は20%以下に下がります。
この映像は、埋没後3時間1分に起きた奇跡を記録したものです。

【目次】
00:00 OP
00:18 雪崩事故の内容
00:50 生存救出の様子
06:50 雪崩の破断面や走路
07:03 ED

■埋没者と救助者の証言はこちらの映像でご覧いただけます
「白馬乗鞍岳 裏天狗雪崩事故 埋没者の証言/救助者・佐々木大輔氏が感じた教訓」
https://youtu.be/LigQjzu14tc

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【著者プロフィール】
阿部幹雄・あべみきお/1953年、愛媛県松山市生まれ。写真家、映像ジャーナリスト。雪崩事故防止研究会代表。1981年にミニヤ・コンガ遭難を体験し生還、その後遺体捜索収容活動を行なう。また、雪崩事故防止の啓発活動に力を注ぐ。著書に『生と死のミニャ・コンガ』『ドキュメント雪崩遭難』『那須雪崩事故の真相』(すべて山と溪谷社)など。知床のヒグマや山岳遭難などを追った「MIKIOジャーナル」(北海道テレビ放送HTB)でもお馴染み。近年
の雪崩遭難をまとめた単行本が来冬刊行される。

【ディレクター・執筆】
阿部幹雄
【編集】
菅原孝雄
【映像提供】
エヴァーグリーン・アウトドアセンター
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