ある町中華で食事しているところをスマホで撮影しやすいように工夫すると、SNSで拡散され、女性客が殺到しています。
■食事中を真上から撮影 SNSで大バズり
行列ができると話題の中華料理店が、東京の墨田区にあります。
店内をのぞいてみると、そこには大勢の若い女性の姿がありました。
本格中華が味わえると評判の店ですが、女性客が殺到しているのには、別のワケがありました。
店内の至る所で、女性客が網棚の上にスマホを設置。一体、何をしているのでしょうか?
女性客
「スマホを置いて、動画を回して、食べている様子を上から撮る」
女性客
「上から撮れるのが今はやっていて、ずっと行きたいなと思っていて」
食事している様子を真上から撮影できることが“斬新”と話題になり、SNS上で今、バズっているのです。
席の上に設置された荷物ラックは、網目状になっているため、レンズの位置を調節することで真上からの撮影が可能です。
さらに、金網の下のライトが照明代わりとなり、スマホの影が映ることなく撮影できるのです。
■網棚は“偶然の産物” 女性客が増加
そして、みなさんが最も魅力を感じているのが…。
女性客
「自然体を撮れるというか、食べ物も自分も同時に撮れるのがいい」
女性客
「置いといて喋れるのは、ご飯もおいしく食べられるし。会話もめちゃくちゃ弾んで、しかも映える」
「いい思い出になります」
テーブルいっぱいに料理が並べられ、乾杯する様子やスマホに向かって笑顔を見せたり、ジャンケンをして残ったメニューを誰が食べるか決めたりするなど、楽しそうに食事をする姿が映っていました。
“網棚を作ったらSNSで大バズり”した中華料理店。新たな“映えスポット”として女性が殺到していることについて、店の人はこう話します。
フーフー飯店 総料理長 西塚隼之介さん
「正直びっくりしています。上が空いていたので、上に荷物置きとして、少しでもお客さんが広くスペースを使えるようにと作った棚です」
網棚はまさに“偶然の産物”でした。6割ほどだった女性客の比率は、現在9割近くにまでなりました。
西塚さん
「売り上げ的には最盛期の2倍くらい。てんやわんやです。スタッフ総出でお客様をお迎えしている感じ。うれしい悲鳴を上げさせてもらっています」
(「グッド!モーニング」2024年5月3日放送分より)
[テレ朝news]
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