時折

2024/05/03 に公開
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【歌詞】

始まりは絶頂 昨日のベッド
反芻される祈りが光になったよ
そろそろ言いたいことばっかの人生
「もう無いよね」ってぐらい
駆け抜けていたいけど
欲がないなら
人の為のものになるのでしょう
金稼ぐだけで満足していたらいいんだけどね
夢追うことに慣れてしまうなら
それはただのラットレース
多動性みたいだ 可能性以外が
俺は一体何をしたいんだろう

綺麗だって綺麗だって綺麗だって言えない
未来だけ未来だけ未来だけ消えない
嫌いだって嫌いだって嫌いだって言えない
未来だけ未来だけ未来だけ消えない

ほとばしる旋律 いつのまにかほら
夕闇 継ぐ 轍
止まることがない 脅迫まがいの
銃に込める魂
震える手を握ってぎゅっと
震える手を

みんなそれぞれの形 よく見ると違うじゃん
自尊心を剥がし バイオレンスだけ見えた
声を使わずに 頭で描くな
涙流すほど揺らげればと

綺麗だって綺麗だって綺麗だって言えない
未来だけ未来だけ未来だけ消えない
嫌いだって嫌いだって嫌いだって言えない
未来だけ未来だけ未来だけ消えない

色褪せていく末 見えないお前に
急に触れる風に
味わいの間で よぎる今の道
ルーツ探す旅路
無駄な時間だけ 締める首が吐く
弱い自分の笑み
ほとばしる旋律 いつのまにかほら
夕闇 継ぐ 轍
震える手を握ってぎゅっと
震える手を


【解説】

朝は元気よくやるぞってなるのに、夜になると気が滅入ります。プレッシャーに負けそうなとき、責任を取らなければ前に進めないとき、責任感を放棄しないという覚悟を持つのに人間は時間をかけすぎていると思います。

私はひねくれ者なので、いろんな物事を斜に構えて見ていますが、素直さとひたむきさが現実を打破する最大の武器であると最近よく感じています。

現代は成長しなければいけない成長パラノイアに生活を脅かされていますが、変化することは常に必要です。ラットレースだろうとなんだろうと、今日より明日、そんなことを胸に刻みつつ今日のアクションを取ることが未来を良くするのでしょう。

過去や今はどんどん過ぎ去っていきますが、未来だけは常に待ち構えています。いくつもの枝分かれした未来のどれを辿るのかは、今すぐに決めた方が楽なのかもしれません。

そんな気持ちで歌詞書きました。
「ほとばしる旋律 いつのまにかほら 夕闇 継ぐ 轍」のフレーズ、個人的に気に入っています。