ラジオドラマ「下町にぎわい商店街」

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平成26年、秋、東京下町のある商店街。シャッターが閉まったままの店舗が増え、客は減り、以前のようなにぎわいも無くなっていた。
商店主たちは、イベントを企画しようと今日も集会所に集まり、会議が行なわれたのだが、どれもパッとしない案ばかり・・・。果たして画期的な活性化案は出てくるのか?

   作 横山 恵美
出演者の紹介

「活動弁士役」 森田 芳雄
(この役への意気込みは?)
 私がこの活動弁士の役を頂いた時、私の頭の中に浮かんだのは、無
 声映画の活動弁士でした。しかし、台本を読むにつれて、ただの活 動弁士ではなく下町にぎわい商店街のおかれた厳しい状況や、商店
 街の人達の苦悩や悩みを、弁士という立場でどこまで伝える事が出 来るのか。また、シャッター商店街をいかにしてにぎはい商店街に
 していくか、商店街の人達の苦悩と努力が託じい所に結集され一人
 一人が決意をもって歩んで行く姿を表現したく頑張りました。

(演じてみてどうでしたか?)
 難しかったです。ラジオを聞いている皆さんに、商店街の状況や商 店街の人達の悩み、そして親子の対立と和解を声だけで表現するの は、とても難しかったです。でも、それだけにやりがいがあり、私
 の持っているものを全て出し切った作品になりました。

(リスナーの皆さんに一言!)
 この作品は、シャッター商店街の人達の笑いと涙、そしておじさん
 やおばさん達の人情を皆さんに感じてもらえれば幸いです。皆さん
 の街にもシャッターの目立つ商店街があると思いますが、皆さん頑 張ってますので、暖かく見守って下さい。また、私こと森田芳雄も
 頑張ってますので応援よろしくお願い致します。

「新藤隆俊役」 宇野 正義
(この役への意気込みは?)
 20代の若々しさを出したいです。それと隆俊なりの考えを持って 生きている感じが出れば嬉しいです。

(演じてみてどうでしたか?)
 自分より年上の方にズケズケと物を言える部分は自分に無かったの
 で、演じていて楽しかったです(笑)
 今回の話の後の新藤親子がどうなっていくのか・・・
 個人的にはその後の話にも興味があります。

(リスナーの皆さんに一言!)
 最近見かけることが少なくなった下町感あふれるお話です。懐かし
 さだけでなく生きる力強さみたいなものをかんじました。楽しんで
 聞いていただければと思います。

「新藤百合子役」 浅見 恵子
(この役えの意気込みは?)
 最近は、大型スーパーが多くなり、街の商店街の経営が難しくなっ
 ている様です。そんな商店街のお話です。私の役は、息子を持つ八
 百屋のおかみさんです。八百屋のおかみさんなので店を手伝う明る
 い元気のいい、雰囲気を出そうと思います。

(演じてみてどうでしたか?)
 母親と、息子の会話によって息子が父親に対しての気持ちが変わっ
 てゆくという場面がありますが、自分の子育てを思い出しながら、
 楽しく演じる事が出来ました。

(リスナーの皆さんに一言!)
 時の流れに逆らえないこともあるし、時が解決してくれることもあ りますよね!楽しんで聞いていただけたら嬉しいです。

「新藤哲夫役」 小笠原 謙
(この役への意気込みは?)
 関西出身ですので、江戸っ子それも下町の役。その雰囲気がどれだ
 けだせるか、これは勉強としてがんばろうと思いました。

(演じてみてどうでしたか?)
 リズム心地よく、セリフの投げ合い、時々ある場ではしんみりと。
 勉強になりましたが、何時も反省反省も。

(リスナーの皆さんに一言!)
 応援をお願いします。9月17日発売のCD"あの日・・・あの時"も出
 すことに。歌の方もやってます。益々がんばります。

「磯貝達吉役」 坂本 紘一
(この役への意気込みは?)
 現在進行形で増加しているシャッター商店街にエールを送る気持ち
 で参加しました。

(演じてみてどうでしたか!)
 真面目になればなる程、おかしなおやじさんをナチュラルに演じる
 難しさに苦労しました。

(リスナーの皆さんに一言!)
 あったかくて情があって、みんな優しい町の商店街を大切にして下
 さい!

「中川悟役」 木下 智史
(この役への意気込みは?)
 生まれて初めての役なので、とにかく必死でした。

(演じてみてどうでしたか?)
 ずっと待っていて、突然「ハア、ハア、ハア、松の湯が潰れたって!
 」の一言を発するのはとてもとても難しかった。

(リスナーの皆さんに一言!)
 とにかく私のデビューでした。

「山ノ井昭三役」 小宮 良一
(この役への意気込みは?)
 短い台詞の役ですが、それだけに存在感を出すことを念頭に取り組
 みました。

(演じてみてどうでしたか?)
 やはり「言うは易し行なうは難し」で自己採点では60点です。

(リスナーの皆さんに一言!)
 次回もまた。ラジオを通じて皆様とお会いできる日を楽しみにして
 おります。

「桜庭あけみ役」 大岡 薫
(この役への意気込みは?)
 男性の会話がとび交う紅一点!
 めりはりをつけて、話の展開がよく分かるよえに演じたいです。

(演じてみてどうでしたか?)
 前編は台詞があっちこっちにあったので収録は最後まで気が抜けず
 終わった時は、どっと疲労感が押し寄せました。でも貴重なな体験
 に感謝です

(リスナーの皆さんに一言!)
 近くの商店街の八百屋の息子さん。小さい時から見ているけど今は
 立派な社会人です。商店街って、そこを利用する私たちにも何かあ
 ったかいものを感じさせてくれますよね。がんばれ!商店街。

「岩田義男役」 岡田 利之
(この役への意気込みは?)
 おもちゃの好きな年齢の高いちょっとちゃまっけな店主を表現した
 いと思う。

(演じてみてどうでしたか?)
 一カ所のセリフの所で表現できたと思うが、どう伝わったかな。

(リスナーの皆さんに一言!)
 色んな声質の表現の出来る様努力してみよう?

「村上拓也役」 栗山 長徳
(この役への意気込みは?)
 意気込みという程ではありませんが、リスナーの方々が情景を思い
 浮かべられるように丁寧に演じる事を心掛けました。

(演じてみてどうでしたか?)
 純喫茶店のマスターの雰囲気が出せていたかどうか気がかりですが
 楽しく演じさせて頂きました。
(リスナーの皆さんに一言!)
 この作品を通して明るい気持ちや優しい気持ちになって頂ければ幸
 いです。

作者からリスナーのみなさんへ!
「スカイツリーのおひざ元、東京は墨田区で育ちました。なので方言
 とは無縁だと思っていたのですが、この作品の収録に際し、東京弁
 (?)があることに気づかされました。ちなみに高齢の親戚は「ひ」
 と「し」の区別がつきません。紐を縛る、と言おうとすると、
「しもをひばる」となります!じゃ完璧に「ひ」と「し」の発音が
 逆転するかというとそうではないんです。例えば「ひろし」という
 名前だと、「シロシ」と呼ばれたります。下町弁・・・意外に奥が
 深い!」

ラジオ日本
「ウハステイション シアター130」
放送日
 2014年9月16日 前編
 2014年9月23日 後編