航空機13機の連続着陸シーンです。今回はエンジン回りを中心にズーム撮影しています。飛行機の失速する速度は時速220k/h~240k/hとなり、それを上回るギリギリの速度で滑走路へ進入し着陸しているのですが、しかし大型機では数百トンにもなる巨大な機体となり、どんな方法で減速できているのかが不思議でなりません。航空機の歴史も長く様々な改良が加えられ現在に至っていますが。
現段階では、3つのブレーキが使われ、①車輪(ギヤ)のディスクブレーキ、そして②スポイラーを主翼の上に立てて空気抵抗を生ませて減速させる方法、更に③のエンジンカウルが真ん中から分割して開く逆推力装置となります。①と②はよく解かりますが、③のメカニズムとして、通常エンジンの推力は前面から高回転するファンによって前方から後方へ噴射させていますが、滑走路着地直後は、エンジンカバー(カウル)が真ん中から開くと同時に、後方への気流は内部で閉じられ、側面の開口部からやや前方に向けて気流が噴き出す逆推力(逆噴射)として切り替えられる仕組みとなっています。これら3つのブレーキシステムが同時に働いた時には最大となって高速走行する巨体を制動させています。因みに3機目のボンバルディアの様なプロペラ機は、羽の角度が一斉に変化して逆推力となっています。13機の航空機着陸シーンで、それぞれ比較参考にされてみて下さい。
▲動画のテロップで、下記「×誤 → 〇正」は便番号に誤記がありましたのでここで訂正させていただきました。申し訳ございません。
収録・航空機リスト
[00:00] BOEING 767-346 ER JAL
[00:43] BOEING 737-846W JAL
「×JA346J/ANA2464 → 〇JA346J/JAL2464」
[01:17] BOMBARDIER DHC-8-400 ANA
[01:54] BOEING 767-381 ER ANA
[02:30] BOMBARDIER CRJ-700NG ANA
[03:11] AIRBUS A350-941 XWB JAL
[03:53] BOEING 737-846W JAL
「×JA327J/ANA2006 → 〇JA327J/JAL2006」
[04:27] EMBRAER ERJ-170 STD J-AIR
[05:05] BOEING 737-881W ANA
[05:44] BOEING 787-8 Dream Liner ANA
[06:23] EMBRAER ERJ-190 STD J-AIR
[06:58] BOEING 767-381 ER ANA
[07:42] BOEING 787-8 Dream Liner JAL
[08:20]
「× AgustaWestland AW139 JA92NH/Reg 10.2009」→
「〇 Airbus Helicopters AS365N3 Dauphin2 JA66NH/Reg 07.2014」