【江本孟紀 現役時代】野村克也監督の再生工場で開花し南海優勝に貢献!江夏豊との交換トレード(複数4対2)で阪神移籍。ホークス時代から通算で8年連続二桁勝利と活躍も監督批判でシーズン途中8月で引退、、、

視聴回数 55,224
0
0
江本孟紀投手は、阪神時代の印象が強いが、野村克也監督のもと開花し優勝にも貢献した投手だ。1973年前期優勝し迎えたプレーオフ阪急戦。後期阪急に0勝12敗1分と全然勝てず下馬評は阪急優位。

そんな中、野村克也監督は3つ勝てばいいのだから第1戦.3戦、5戦に勝つという戦略のもと第1戦西岡三四郎先発で先制されると、早くから佐藤道郎ニスイッチし左の福本豊には左の村上雅則をあて勝利の継投。その後は江本をリリーフに送り第1戦勝利。

第2戦は予定通り?敗戦。第3戦先発江本の完投勝利。第4戦も予定通り(笑)敗戦。勝負は第5戦へ。阪急山田久志、南海山内新一の投げ合いで0-0で9回2死からスミスのホームランで1点取り、なお広瀬叔功もホームランで2-0となり山内をリリーフした佐藤が9回2死から当銀にホームランを打たれ2-1。ここで投球連取していないベンチにいた江本にスイッチ。なかなかむちゃぶりな継投だが、高井保弘を三振に斬って南海優勝!

江夏豊との複数大型トレードで阪神移籍後もエース級の活躍。南海で4年連続二桁勝利、阪神でも4年連続二桁勝利、通算8年連続で二桁勝利をマーク。

1981年8月26日のヤクルト戦で降板後、いわゆる「ベンチがアホやから野球がでけへん」事件でシーズン途中にまさかの引退。

通算成績
395試合 113勝126敗19S 防御率3.52