▼ Q&A ▼
Q. 自爆などに対する安全性は?
A. あります。自機を破損する可能性のある座標には射撃できないようになっています。射撃不可領域はx座標の絶対値が90以下、y座標は65以下、z座標の絶対値が25以下のAND条件です。この設定は回路内部の書見台で変更可能です。また、射撃ボタンを押したあと7秒程度は再度押しても射撃されないようになっています。
Q. 安全装置って必要?
A. 使用者に優しい操作性を提供したいのであれば、必要です。
Q. 数値入力と消去ができないときがあるのはなぜ?
A. キャノン動作中に信号強度が変更されるのを防ぐためです。発射ボタンが押されたあと4秒程度は座標軸切り替え以外のボタンが無効になります。信号強度メモリをもう1段加えれば無効化を不要にできますが、そこまではやりませんでした。
Q. 実際の着弾点のy座標が上振れることがあるのはなぜ?
A. x, z軸の2次装薬の爆発座標と弾頭のy座標の差が0ではないからです。実際の着弾点のy座標は、指定y座標に「『x, z軸の2次装薬数の合計』× 0.015」を加えた値になります。改善できないことはないですが、難しいと思います。弾頭の位置は(打ち上げ装薬数・装薬爆発位置・弾頭位置の組み合わせにより)1500通りあり、その中でy座標の差が一番小さいものがこれだからです。
Q. 他に課題はあるのか?
A. y軸の精度と耐水弾の実装です。y軸の精度は上述の回答のように、とにかくいろんな実装を試して良い数字を得られるかが鍵です。これ以外にも課題はあるかもしれませんが、代表的なものはこのあたりです。
Q. TNTキャノンと7セグメントディスプレイの間にある除算器は必要?
A. -メインの装薬数の決定に必要です。TNTキャノン本体の回路は2倍の乗算器が含まれている構造なので、キャノンに入力する値は予め半分にしておかなければなりません。どうしても除算器を取り除きたいのであれば、メインの装薬を出すディスペンサーを半分にすると良いです。ただし、最長射程は半分になります。-
A. 実は不要です。この動画を作ったあとにわかったことですが、回路の構造を工夫すれば計算機なしで作れます。
Q. 最低動作バージョンが1.17なのはなぜ?
A. アメジストの塊を使っているからです。サブ装薬の位置調整に使っています。