栃木・那須町の山林で男女2人の焼けた遺体が見つかった事件で、警察は、東京都内の警察署に出頭してきた20代の男のほか、複数の関係者から事情を聴いていることがわかった。
現場から、フジテレビ社会部・中澤しーしー記者が中継でお伝えする。
遺体は、山あいの道のすぐそばの河川敷で発見された。
遺体が見つかった場所では、木や葉が黒く焦げているのが確認できる。
この事件は16日、那須町伊王野の山林にある河川敷で、都内に本籍がある宝島龍太郎さん(55)と40代から60代くらいの女性の遺体が、顔に粘着テープが巻かれて手を縛られた状態で焼かれていたのが見つかったもの。
2人の死因は、ともに首を圧迫されたことによる窒息死で、女性は頭の骨が折れていたことから、鈍器のようなもので殴られたとみられている。
警察は複数の人物による犯行とみて、都内の警察署に出頭してきた20代の男のほか、複数の関係者から任意で話を聴いていることがわかった。
警察は何者かが2人を殺害後、遺体を証拠隠滅のために焼いた可能性もあるとみて慎重に調べを進めている。
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