【95-96NBA】ジョーダン44点・ピッペン40点・ロッドマン23R(BIG3の融合)

2021/01/10 に公開
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1996年2月18日
ブルズVSペイサーズ戦

ブルズのBIG3(ジョーダン・ピッペン・ロッドマン)結成初年度95-96シーズンは、ブルズ最高勝率72勝10敗

結成初年度にも関わらず、このペイサーズ戦まで45勝5敗と脅威的な勝率のブルズ、前回対戦時にペイサーズに負け、連勝ストップを食らっており、リベンジマッチでもあります。

ジョーダンとピッペンが共に40点超、ロッドマンが23リバウンド、それぞれの個性が爆発しながら噛み合った試合であり、試合後にチームメイトも自分達は一段高いレベルに上がったと実感した試合になります。

ジョーダンもそれぞれ卓越した分野を持つ3人が一緒にプレーするのは見た事が無いと自画自賛、過去も未来もBIG3は無数にあるも、誰かの才能、個性の犠牲が必要になる場合が多く、ブルズのBIG3のように役割分担が明確で、自身の強みに集中して融合した例は希少でしょう。

チームメイト2人が同時に40点OVERは、この地点ではNBAの歴史でも9組目に当たり、ハンドチェックが厳しい時代と考えれば現在とは価値も違います。

3Qと4Qのブルズ全得点57点のうち、53点がMJとピッペン、4Qは全得点が2人によるものでした。

ロッドマンは23リバウンドですが、オフェンスリバウンド7、個人のORB%18.2、DRB%48.3とチームのリバウンドを担い、試合の決め手要素となる4ファクターのうちORB%はペイサーズの21.6に対してブルズ39.5、得点に興味ゼロのロッドマンがいかに勝利に繋がる支配的な活躍していたのかも数字上でも見えてきます。

FG%等は特筆する程でなかったものの、結成初年度にBIG3は噛み合うのか?という疑問に対するアンサーとして、最高の回答になった試合です。

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