勇気一つを友にして

2023/11/04 に公開
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作詞:片岡輝/作曲:越部信義
ギターみたいなのを弾いてる人、わたし
歌とコーラス、全部わたし
動画編集、わたし
イラスト、わたし
今回はイラストも自分で描きました。bing chat 「翼を手に持って飛ぶ少年」だと何度教えても背中から翼の生えた天使を描こうとするんですよ。AIってやつは役にたつのか立たないのかどっちかにしてほしいんですよね。全然役に立たないなら頼らないし、役にたつならどうでもいいことは全部まかせたいです。

さて、この歌は1975年の NHKみんなのうた ですが、のちに音楽の教科書に載ってたこともあるそうですね。メロディーと歌詞の悲しさも心に突き刺さるのですが、みんなのうたではアニメーションがついて、これがまた衝撃的でした。イカロスはギリシアの彫刻みたいに白く瞳のない無表情な顔に描かれていて、それがちょっと恐いんです。

この歌を衝撃的に受け止めた良い子のみなさんはけっこう多かったようで、ネット上では昔から「トラウマソング」と呼ばれていたと思います。トラウマというのは心の傷のことです。トラウマになるくらい悲しいとか、トラウマになるくらい恐いとか、そういう衝撃的なものを「トラウマ○○」と呼ぶんですよね。wikipediaに元猿岩石の有吉くんがトラウマソングだとテレビで紹介したっていうんですが、いや、そんな新しい話じゃないです。もっと前からネット上ではトラウマソングという言葉で有名でしたね。

……で、なぜかそんな衝撃的な歌が、人生の先輩方がやってる懐かしい歌を歌う会の歌集によく載ってるのがまた謎なんです。載ってるわりにリクエストすると「そんなもの知らない」というような反応をされる事も多くて、今はそれが一番トラウマだったりします。なんで誰も知らないのに歌集に載ってるんですかぁぁ、恐いじゃないですかぁぁ、はあはあぜえぜえ。

それはともかく、みんなのうたでこれを歌っていたのは山田美也子さんというお姉さんなんですが、この方はわたしの中ではトラウマソングの女王といって過言ではない人です。テレビ朝日のパンポロリンで「ゴキブリゴッキーの旅」も異常なまでに悲しくてテレビの前でマジ泣きするほどだったし、NHKの「にんぎょうげき」で「パンをふんだ娘」という恐い歌を歌ってたのもこの人です!!そして今気づいたんですが全部作曲家が越部信義さんですね?!我々世代のトラウマの発生源はこの二人だったか……(笑)