Autowit SuperCap2ジャンプスターターでバッテリー降ろしてもエンジンが絶対かかる裏技 [バッテリー上がり対策・lite版との違い・分解・取説DL]

2022/01/02 に公開
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~チャプター~
●イントロ 0:00
●故障バッテリ検電 1:26
●市販バッテリ充電器でトライ 1:41
●リチウムイオンのジャンプスタータでセルスタート 2:16
●SuperCap2の様々な充電方法の紹介【←必見】 3:33
●SuperCap2が起動しない理由 4:25
●裏技スタート(モバイルバッテリで起動)【←必見】5:23
●裏技スタート(車両バッテリ無しで起動)【←必見】7:10
●裏技スタート(スマホで起動)【←必見】7:59
●暗電流が多い車両で起動できない場合の裏技【←必見】9:37
●放電時間の確認 10:34
●SuperCap2への充電時間(12V給電)10:50
●SuperCap2への充電時間(USB 5V給電)11:27
●スマホ・タブレットやソーラーパネルからSuperCap2へ充電する方法 13:21
●SuperCap2内部ツアーと検電 14:58
●SuperCap2のパッケージと無印版とLite版の違い【←必見】 16:03
●リチウムイオンのジャンプスタータは危険【←必見】 17:40
●ジャンプスタータなどが原因で車両火災でも保険が適用可か損保ジャパンに確認 19:08
●車両バッテリ充電器を使わずUSBで簡易充電するおまけ映像 19:56
※今回は依頼案件ではありません

🔴この動画の趣旨
多くのジャンプスタータは車両バッテリの電圧が大幅に下がるとエンジンはかかりません
Amazonで売れ筋のジャンプスタータのレビューで★1や★2などの低評価を参照すると、電力が空になった場合や、故障バッテリからは起動できなかったというレビューが存在します。高評価なレビューはバッテリに余力があり成功したケースです
バッテリが駄目になれば交換は必須ですが、ロードサービスを依頼すればバッテリ交換の費用を超える請求が来る場合もあります。せめてカー用品店までは自力で移動したいですよね

Youtubeにはセルが回らない程度の状態で、バッテリの電圧も測らずジャンプスタートに成功させている動画がありますが、電圧が極端に低い場合や、バッテリを外してまでやっている検証はあまり見かけません
ジャンプスタータのレビューに「買ってみたけどまだ使ってません」や「使うことがないことを祈ります」といったのを見たことはないでしょうか?
バッテリは全電気エネルギーを失うと使えなくなりますので、自分のジャンプスタータが本当に使えるのか気軽に検証はできません
皆さんのジャンプスタータは本当にエンジンがかかりますか?

出先ではどんなバッテリトラブルに遭遇するかわかりません
ブースタケーブルでは当然可能ですが、車両バッテリが故障状態でもエンジン始動ができるのが本当のジャンプスタートだと思っています
動画内の国内大手の最新バッテリ充電器のセルスタート機能もあくまで「補助」です。車両バッテリの電圧が極端に低いと軽自動車でさえエンジンはかかりません

この動画は車両バッテリが故障時でもSuperCap2とスマホでエンジンをかける方法の紹介です
バッテリを車から降ろしてもエンジンがかかるので、バッテリに起因するトラブルであれば絶対にエンジンが始動します
安全と確実を求めて、全てのドライバーに知って頂きたい世界初のスタート方法です

始動できる排気量に関しては、海外のポジティブなレビューに
"it turned over an 8.1 liter gas engine with ease"
とあるので嘘でないなら8.1Lの機関もジャンプスタートできているということになるので日本では殆どの車は対応できると思われます


🔴今回もマニュアルをスキャンしてアップしました(8.07MB)
https://drive.google.com/file/d/1auOEYa9brFQJMgVnuxlD7ZN6sEQPLmQg/view?usp=sharing
※メーカにメールしたが返事なし
CopyrightないのでUP。 公開禁止の通知が来たら削除します


🔴製品URL(Super Cap2)
※こちらを動画で使用
Amazon
https://amzn.to/3MBdVbj

🔴製品URL(Super Cap2 Lite)
※こちらは動画で使用してません
Amazon
https://amzn.to/38RF9fK

※Liteはケース無しで低出力
無印版:2.7V / 350Fが5発(出力800A)
Lite版:2.7V / 300Fが5発(出力700A)

🔴動画の5:43のUSB → シガー12V昇圧ケーブル
https://amzn.to/3mlqpZC
※こちらを動画で使用

🔴動画の5:49のシガー → クランプ変換
https://amzn.to/3GURtIX
※こちらを動画で使用
↑よりハイグレードなのを希望なら以下
●Leehitech シガー → クランプ変換
https://amzn.to/3W7oo2F

🔴動画の8:11のUSB TypeC → シガー12V昇圧ケーブル
https://amzn.to/3Npwssc
※こちらを動画で使用
※最大45W出せるのでバッテリ交換作業時のメモリー保護・バックアップにも十分なパワー
※PD100Wモバイルバッテリがあれば12Vに昇圧しSuperCapに充電すれば高速に充電できるかも…


🔴動画の13:22のType-C OTG
https://amzn.to/3H9GY5Y
※動画のアダプタ形状はスマホによっては奥まで入らない ケーブルタイプを推奨

🔴動画の13:43のMicroUSB OTG
https://amzn.to/3ZIu71Q
※動画のはセリアで100円で購入 セリアで十分


私達の車には12Vバッテリが搭載されてます
またHV(ハイブリッド自動車)やPHV(プラグインハイブリッド自動車)にも12Vバッテリいわゆる補機用バッテリが搭載されています
さらにBEV(電気自動車)である日産リーフや、ホンダE、テスラの一部のモデルをはじめ、FCV(燃料電池自動車)であるトヨタのMIRAIでさえも、補機用バッテリは搭載されています
補機バッテリを積む理由は、ライトやウインカー、オーディオなどの電装が12V仕様であり、内燃機関の車と共通化したほうがコストや開発費を抑えられるからです
また、車両ECU(エンジンコントロールユニット)も、12Vで動作する仕様なので、補機用バッテリが上がってしまうと、車両システムすら起動できません

BEVやHVは補機用バッテリが上れば、ブースタケーブルで他の車に助けてもらうことはできますが、バッテリが上がった他車を助けることはできません。(説明書にも救援は禁止とある)
理由はBEVやHVの補機用バッテリと関連コンポーネントは他車のセルモータを駆動させる能力を持っていないからです

つまり自分の車がバッテリトラブルに遭遇したら、急増するHVやBEV車には助けてもらえず、ロードサービスを待つしかありません。助けてあげられない、助けてもらえない時代が来ています

そこで自分の車は自分でなんとかすべく、ブースタケーブルではなく充電式スタータであり、リチウムイオンタイプとキャパシタタイプがあります

🔴例えば下記のキャパシタタイプには
https://www.amazon.co.jp/dp/B08CXLBY3J
エマージェンシモードという強制的に起動できる機能があり
実際に私がやってみたわけでないので、このモードでバッテリを外しても起動できるかどうかは私にはわかりません
価格も10万円超えで高価です

🔴下記の大型高出力のリチウムイオンのスタータだと、テストはしてないが、車両バッテリが空でも起動できるとのこと
https://munesada.com/2018/01/15/blog-11692
しかし完全故障したバッテリを想定しバッテリ無しで始動したのを見たことはありません
そもそも充電されたリチウムイオンスタータを車内放置は危険です


🔴それぞれのジャンプスタートの長所短所をまとめてみました
●ブースタケーブルのメリット
初期費用が少ない
長期保存で劣化しない
バッテリが空でも始動可能
●ブースタケーブルのデメリット
救援車が必要
2台の車をくっつけるスペースも必要
結構かさばる
軽自動車で大排気量車をスタートさせるには充電を待つ必要がある
救援車オーナーが他人だと気を遣う

●リチウムイオンタイプのメリット
救援車が不要
初期費用が比較的少ない
高出力ならバッテリが空でも始動可能かも
自然放電が遅い(危険)
低出力ならコンパクト
●リチウムイオンタイプのデメリット
爆発リスクがあり車内保管は大変危険
自然劣化し寿命が短い
充電時間がかかるので充電しつつ車内保管
低温下では使用不可

●キャパシタタイプのメリット
救援車が不要
爆発・発火のリスクがゼロなので車内保管可能
充電が早い
長期保存に向き、寿命はリチウムイオンの約10倍
大排気量車も起動可能
極低温・極高温下でも使える
モバイルバッテリやスマホ・ソーラーパネルでも短時間で充電
裏技でバッテリなしでもスタート可能
●キャパシタタイプのデメリット
初期費用が比較的高い
自然放電が速い(安全)
結構かさばる


🔴注意
●この製品は12V車専用です。24V車両や6Vのバイクには使用不可
Amazonの説明にはトラクタや船舶にも使えるとありますが、予熱が必要な機関だと二段階で電力が必要なため使えないはずです

●SuperCap2の充電は100%で完了しますが、実際には91%以上であれば起動しました

●緊急時に使うジャンプスタータを有事に備えての検証は大切ですが、私のようにバッテリを外すと時計をはじめ、電装品の初期化、ECU学習データが消失する場合があります

●スマホやタブレットでのSuperCap2への充電は問題ありませんが、セルスタートは自己責任でお願いします ※モバイルバッテリ推奨


🔴おまけ映像で紹介しているUSB充電器からの車両バッテリ充電方法について
動画内のipad充電器は5V/2.1Aです。損失を除くと12V/約1A程度出てると思います
市販の充電器のトリクル充電に近い電流となり、弱ったバッテリや長期間使用しないバッテリの維持には最適です

※トリクル充電とは鉛バッテリの自然放電を補うため、微小電流で充電する方法です
過放電状態になると、動画のケースのように使用不能となります。トリクル充電だと、電池劣化も防止し性能低下を防ぐことができます
急を要さない限りはトリクル充電で緩やかに充電する方が寿命を長くでき、さらに急速充電より蓄電量は多く、自己放電の大きい鉛バッテリを満充電状態に保つことが可能で、高電流充電で寿命を縮める事がない充電方法です

※他メーカのキャパシタのジャンプスタータもバッテリからキャパシタを充電と説明がありますが、弱ったバッテリに追い打ちをかけるようなもので、これは最終手段と思います
できれば他車のシガープラグか自分のモバイルバッテリもしくはスマホからの充電をすることにより弱った12Vバッテリーを救うことになります
帰宅後は、私の裏技のトリクル充電で、完全な満充電をさせるほうが弱ったバッテリーには良いと思います

※メルテック充電器では動画の通り、エラーで充電停止しましたが、裏技充電方法ではバッテリ故障しているにも関わらず充電ができ、一晩で6V程度まで復活しました



※動画内の映像引用元
https://onl.la/xYeFGg6
https://onl.la/Ttzq46T
https://onl.la/gkM9S5p

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