イチロー氏の熱血ノックに選手が涙…そのワケは?

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イチロー氏(49・マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が12月3日・4日の2日間、静岡県立富士高等学校を訪れ、野球部の選手たちに直接指導を行った。高校生を指導するのは、2020年の智弁和歌山、21年の国学院久我山、千葉明徳、高松商業、今年の都立新宿に続いて6校目となった。

11月の都立新宿に続く訪問となった富士高校は今年創立100周年を迎え、県内トップクラスの進学率を誇る進学校。野球部は過去に79年の夏の甲子園、87年の春のセンバツと2度甲子園に出場している。直近の秋季大会では地区大会2回戦で敗退。

富士高校を訪ねたのは「学業も頑張りながら好きな野球を続け、幼児や小学生を対象とした野球の普及活動に熱心に取り組んでいると聞いたから」。「彼らが感じたことを、さらに次の世代に繋いでくれるのではないかという期待もあり、自ら訪問を決めた」という。

イチロー氏は「今年訪問した2校を通じて、高校野球で大切なことは『野球が好きで、情熱を持って取り組んでいる』ことだと再確認した。今後もそれぞれのスタンスで野球に取り組んでいるいろんな高校生たちと一緒に野球をやってみたいと考えている」としている。

(2022年12月4日 S☆1)
#イチロー #富士高校 #高校野球