【朗読】山本周五郎「思い違い物語」全編  朗読・あべよしみ

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先日4回連続でUPしたものを纏めました。
新潮文庫『あんちゃん』より朗読させていただきました。
初出 『労働文化』1950年(昭和25年)9月~11月 
山本周五郎作品のうち、主要な滑稽ものの一つとされる作品。

奉行総務の兄・典木泰助は、大変温厚でおっとりした性格。しかし弟の泰三は兄と正反対の、非常にせっかちな粗忽者だった。
そして、二人が寄宿する山治右衛門家の長女・千賀と、二女・津留もまた、同様に好対照な性格の持ち主だった。
泰三のあまりの傍若無人さに、藩内では騒動ばかり起こしているが、やがてそんな彼が大切な帳簿の仕事を任されることになり・・・。

【もくじ】
00:00 1-1
07:09 1-2
14:06 1-3
20:34 1-4
27:32 1-5
35:56 2-1
45:48 2-2
59:31 2-3
01:08:59 2-4
01:14:58 3-1
01:23:37 3-2
01:33:28 3-3
01:43:47 3-4
01:55:24 4-1
02:04:55 4-2
02:12:32 4-3
02:22:56 4-4
02:31:01 4-5


★以前アップした際にいただいたコメント(抜粋)★
●こ・・様より
たいぞうの陽気な多弁が おしゃべり物語の主人公を思わせ、頬が弛みます☺️
以前お願いしていた入婿十万両も捨て難いのですが、この作品のよしみさんの憎めない愛嬌ある“たいぞう”を聴いたら、おしゃべり物語も是非お願いしたくなりました。
いつの日にか読んで頂けたら幸甚です🍀
●あべの返信
山本周五郎作品に出てくるお喋りな人、読んでいて楽しいですが、泰三もまたエネルギッシュなキャラですね😆💦
「おしゃべり物語」未読ですが、承知しました。探してみます。
「入婿十万両」お待たせしてすみません。本は手に入れましたので、近いうちに…❣️
●こ・・様の返信
誤解の無いよう敢えて申しますがリクエストの催促をする気は全くありません。いつかきっと読んで下さると信じていますので、いくらでも気長に待てます❣️
どうぞ よしみさんのペースでUPなさって下さいまし。
要望を心にとめて頂けるだけでも有難いと思っています☺️
●こ・様より
あべ先生の朗読、読み分けは相応の雰囲気を醸し出す。これは「ばちあたり」と違い、なんとも大笑いできる。一人でバカ笑いしている自分に呆れています…つると泰三、白を黒と言いくるめるなど気性が似ている…もう二組のカップルができ上がっているような…
感動の朗読をありがとうございます❗
感謝です‼️
●あべの返信
そんなに笑って楽しんでいただきとっても嬉しいです😆
私も周五郎先生の作品で、滑稽ものが好きですね〜💕
できましたら「先生」はやめてくださいね〜🙏
「あべさん」か「よしみさん」でお願いします😊
●K・・・・・・・・・様より
よしみさん、いつもありがとうございます!
ドイツでいつも聞いています。
山本周五郎さんの、武家の滑稽物は好きです。
よしみさんの巧みな朗読に引き込まれ、声を出して笑ってしまう場面も多々ありました。
次回も楽しみです❣
●あべの返信
ドイツから、いつもありがとうございます!
先日の洪水は大丈夫でしたか。最近は深刻な自然災害がどこで起こるかわかりませんね。お気をつけください。
今日、明日続けて後半をUPしますので引き続きお楽しみいただけたら嬉しいです😊
●か・・・・様より
まるでコメディですねー笑
次も楽しみです(^^)
泰三→しげぞう 何気なく聴いていたので
私の頭の中では自動変換されてました❣️
●あべの返信
ほんとに😂 滑稽もの大好きです!
自動変換してくださってありがとうございます😝
●こ・・様より
本田孫九郎のセリフが圧巻でした💕如何にも顔に向こう傷を持つ無頼の輩 然としていて、「ヤだ~、怖~い!」とJKが騒ぎそう😄。つい「音羽屋✨❗️」と掛け声かけたくなりました🎊。
●あべの返信
特に厳つい男性役は難しいですが、いろいろなキャラクターの声に楽しみながら挑戦してます。心強い応援に感謝です❣️
●か・・・・様より
コロナ禍外出ままならない連休中の朗読有難いです^_^聴きながら思わず一人で笑ってます。泰三さんの正体が気になります。ホントのところどーなんでしょう。結末が楽しみ〜
●あべの返信
謎の底抜け粗忽モノ、泰三の正体は。。。最終回お楽しみに😉
●こ・・様より
思い違い物語というタイトルが気になります。
たいぞうさんは重要な秘密任務を担う人で、実は粗忽軽率はフェイクなのだと思いたい。しかし、タイトルがなぁ…🙄。
面白く楽しい作品を連休に持ってきて下さったよしみさんに心から感謝です✨💞
●あべの返信
タイトル、そうですよね〜😅💦周五郎先生、あの、お忙しさゆえあまり考えずつけました?って気がしてしまいました💦
気になる泰三の正体は、最終回で👋
●こ・様より
つる、泰三と聞くだけでふつふつと笑いが込み上げてくる…・抱腹絶倒・は小説、映画の世界と思っていました…たしかに…自分が経験するとは…もうもう手が震えて……
思い違い物語とは…
感動の朗読をありがとうございます❗
感謝です…‼️
●h・・・・・・・・様より
あー,面白かった!!何度も何度も声を出して笑ってしまいました。元気がなくなった時は1~4まで通して聴きます(^^)💕
●K・・・・・・・・・様より
4日連続のアップ、お疲れ様でした!
帰宅後の疲れが一気に笑いと変わる、和みの時間をありがとうございました!
●こ・様より
あぁ終わりましたね…思い違い物語とは……たくさんの思い違いが有りましたね…たくさんの…最後にあれもこれもと考えさせられました…
感動の朗読をありがとうございます❗
感謝です…‼️
●北・・・様より
薄闇のベッドの中から湧いてでるような先生のしっとりと。_した重みのある朗読ガすぐにそのセ界にいざのうて下さいます細かい事は分かりません。ただ素直に作品を楽しませて頂いております先生の腰の低さには感服致しました意見の人もファンです謝る必要はさらさらないでず。毎日のようにアップ下さり感謝致しますありがとうございます
●三・・・様より
いつも聴き応えのある傑作をありがとうございます。予定調和のハッピーエンドで一安心🤗結局、あの弟は大物だったのか、只の粗忽者だったのか……?
●か・・・・様より
朗読ありがとうございます^_^
思い違いとは
泰三さん:の思い
  婿養子=養子になって別の家から嫁をとる
鶴さん:の思い
  婿養子=当然自分の旦那様になる
って事ですかね?
泰三さんが粗忽者だから異動させたとは言ってないから演技だったのかも。と思う反面
最後のお膳を蹴飛ばすのを聴くとある程度の粗忽者なのかしらん?とも思えるコメディタッチの面白さ満載のお話でした♪
●あべの返信
最後の婿養子云々のところは、たぶんそういうことだと思いますが、ちょっとじれったいですね💦
嵐を呼ぶ男・泰三の粗忽者はホンモノでしょうが、キレものである側面もあるところが憎いですね💕
●清・・・様より
朗読競技大会の金メダルがあるなら推薦したいです。藩主の密命を受けた、文武両道天才の`たいぞう`が、正攻法では無理と芸人のふりを装って、改革の大役を成功させた。年頃の女性が、朝風呂後、あの体操を見せる作戦に、ほとんどの若い男性なら高揚して、お茶漬けを食べたくなります。何度でも毎日でも。お疲れ様、ありがとうございました。
●J・・・・・・・・・・様より
つる姫😂😂😂良かったねー
佳きかな佳きかな🥰🥰
今の世に、たいぞうが必要です
ぜひ各省庁の帳簿を根こそぎ調べて是非とも国民に知らしめて頂きたい😂😂😂
にしても…わけわかめな😅😅😅
●こ・・様より
え❓️これでEND😳⁉️
たいぞうさんは つるさんを何だと思っていたのかしら?
多分、たいぞうさんを含め 皆が思い違いをしていたことを総括して『思い違い物語』なんですね。
それはいいとして、最後まで私の謎が明かされなかったのが残念です。モヤモヤが残ります😟というのは、たいぞう登場初日。宇右衛門の頭上に瓦落下未遂時と夜分の家人との騒動時、宇右衛門の頭に浮かんだ(きんごだな?)という言葉。
きんごが誰なのか最後まで何の説明もありませんでしたよね?私が聞き逃したかと1~4をリピートしましたが、やはり謎の儘です。
何方か教えて下さーい💦
●あべの返信
そのモヤモヤは、私も同じくです💦
右衛門を襲うかもしれない「金吾」とは?後で登場するはずと思いますよねえ。私もザッと本に目を通してみました。2の1 で納戸奉行「金吾六平太」がちらと出てきて、4の4、4の5では泰三の働きによって御前会議で退職させられます。
この「金吾」のことだと思いますが、特に因縁ありげな右衛門との絡みは書かれていないような…。
●こ・・様の返信
ですよね~🤔
右衛門が 金吾に襲われる覚えがあるのだろうと想像するしかありません。それが どんな経緯なのか解らないだけにモヤモヤ…モヤモヤ…。
しかし そこは忘れることにします。何しろ愉快な作品をありがとうございました💕



山本 周五郎
(やまもと しゅうごろう、1903年6月22日 - 1967年2月14日)は、日本の小説家。
本名:清水 三十六(しみず さとむ)。山梨県生れ。
横浜市の西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。
1926年「須磨寺附近」が「文藝春秋」に掲載され、文壇出世作となった。
『日本婦道記』が1943年上期の直木賞に推されたが、受賞を固辞。
以後、「柳橋物語」「寝ぼけ署長」「栄花物語」「樅ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「五瓣の椿」「青べか物語」「虚空遍歴」「季節のない街」「さぶ」「ながい坂」など
庶民の立場から武士の苦衷や市井人の哀感を描いた時代小説、歴史小説など大衆小説で知られ、特に晩年多くの傑作を書いて高く評価された。


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