イスラム諸国ラマダン入り

2020/04/24 に公開
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サウジアラビアなど中東のイスラム圏では24日、最も神聖な月とされるラマダンが始まりましたが、新型コロナウイルスの影響で例年と様変わりしています。
ラマダンは、イスラム教徒の信徒に課せられた宗教行事の1つで、日の出から日没まで一切の飲食を断ち、礼拝所であるモスクで集団礼拝するのが伝統的な過ごし方です。
しかし、初日となった24日、新型コロナウイルスの感染を防止するためサウジアラビアではモスクでの礼拝の人数を制限するなどの措置を取りました。
また、ボスニア・ヘルツェゴビナでは、モスクの中で靴を脱ぎ、十分な距離を取って祈りをささげる人の姿が見られました。
さらに、コソボ共和国では、礼拝をモスクではなく自宅で行うなど、例年とは様変わりしたラマダンとなっています。