【成田空港】もはや何も見えない!? 台風級の北風と恐怖のウインドシア、荒れ狂う砂嵐の中で格闘する着陸機の雄姿を追った!

2024/03/27 に公開
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ひと口に”強風”と申しましても、飛んでいる機体に対して横側から吹きつける”クロスウインド”と異なり、機体前方から吹きつける正対風”ヘッドウインド”の場合、飛行機はかなり強い風が吹き続けていても比較的安定した着陸が可能だとされています。しかし、それが仮に最大瞬間風速であったとしても、その風速が56kt(風速約29m)ともなりますと、さすがに様々なリスク要因も出てきてしまいますし、それに加えて極めて危険なウインドシア(風の歪み)などが発生し始めてくると、それぞれの飛行機を操るパイロットにとっては非常にタフな環境になるといえましょう。
立春も過ぎ、本来であれば春のポカポカ陽気に包まれていてもおかしくない令和6年3月18日・・・。北海道東方沖で猛烈に発達していた低気圧の影響で、成田には猛烈な北風が襲来!加えて、アプローチコースのあちこちではハンパないウインドシアが断続的に発生し、この強風によって巻き上げられた北総台地の砂が強烈な”砂嵐”となって到着機に襲いかかってきたのです。そんな極めてタフな環境の中、パイロットは如何にして機体を安全にタッチダウンさせ続けたのか・・・?そして、そんな環境の中で起こった”過酷なドラマ”とは・・・?この時期にありがちな”横風着陸”の動画とは少々趣を異としますが、今回は、そうした厳しい気象条件の中での”戦い”をご覧下さりますれば幸いです。
なお、今回、滑走路に関してまったく知識がない方でもお楽しみいただけるよう、当日の映像をご覧いただく前に1点、”エイミング・ポイント”について簡単に触れさせていただいております。別にこれを知っていてもいなくても何の問題もございませんし、詳しい方々からすれば、むしろ当たり前過ぎて「逆に説明が足りねぇよ!」くらいのお叱りは受けるかも知れませんが、こうした部分を頭の片隅に入れつつご覧いただければ、パイロットの戦いぶりや感服しきりの素晴らしい操縦テクニックなどに関しても、より一層お楽しみいただけるのではないか・・・と思います。すでにご存知の方やご興味のない方に関しましては、お手数ですがその箇所を飛ばしてご覧下さいませ。また、当日はカメラを構えて立っているのも厳しくなるほどの強風が間断なく吹いておりました関係で、映像が大きく揺れる箇所が数多ございます。あらかじめご了承下さいますと同時に、もしそうした映像でご不快な気分になられる方がいらっしゃいましたら、ご視聴をお控え下さいますようお願い申し上げます。なにぶんポンコツな安物カメラによる手持ち撮影でございますので、ホントごめんなさい。

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BGM by Peritune,Maoudamashii & Musmus

なお、「BGMがうるさいのでイヤだ!」というご意見もございますことから、今回もBGMカット版を別にご用意させていただきました。BGMがお嫌いな方は、どうぞそちらの方をご利用下さいませ。
(BGMカット版・BGM cut Version)
https://youtu.be/ShE6QOUguOc

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