【冒頭30分】宇野重規×先崎彰容「22世紀の保守とリベラル」

2023/12/16 に公開
視聴回数 15,523
0
0
▼本編フル視聴は以下「文藝春秋 電子版」から、約90分の生配信をお楽しみいただけます(「文藝春秋 電子版」今なら誰でも初月298円)。
https://bunshun.jp/bungeishunju/articles/h7309

▼「文藝春秋 電子版」の購入&視聴方法はこちら
https://bunshun.jp/bungeishunju/info/subscribe?ref=topNotice
芥川賞受賞作を全文掲載する月刊誌「文藝春秋」。本誌特集記事が雑誌よりも早く読める、月10本開催の対談イベントが見放題のサブスク「文藝春秋 電子版」。
http://bunshun.jp/bungeishunju

◆日本政治はアップデートできるのか
「文藝春秋 電子版」は12月15日(金) 19時より、政治学者の宇野重規さんと、日本大学教授・批評家の先崎彰容さんによるオンライン番組「22世紀の保守とリベラル」を配信します。

 宇野さんは今年10月23日に新刊『実験の民主主義』(聞き手・若林恵。中公新書)を上梓しました。同書では、『アメリカのデモクラシー』で知られるフランスの政治学者、トクヴィルの思想を手掛かりに、デジタル技術が一般化した21世紀の現在に「民主主義をアップデートする方法」が論じられています。

 19世紀のアメリカという“民主主義の実験場”では、当時すでに「ポピュリズム」や「間接民主制の限界」といった現代の情報社会に通じる問題が生じていました。

『実験の民主主義』では、ファンダムやゲーム、オンラインプラットフォームといった現代の事象に「新たな民主主義」の可能性を見出すことができるかが議論されています。

 先崎彰容さんは著書『国家の尊厳』において、「戦後民主主義」という“戦後のアイデンティティ”がすでに限界を迎えていることを指摘しています。日本の国政選挙における投票率は長らく低迷しています。

 この国における民主主義の〈失調〉は、どうすれば回復するのか? SNSにははまるのは衆愚か、新たな民主主義の可能性か? お二人の議論をお楽しみください。