【朗読】方丈記:行く河の流れ 鴨長明 ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず……

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「行く河の流れは絶えずして…」一度は読んだり、聞いたりしたことがあると思います。 そうです。日本の古典文学屈指の名文と言われている鴨長明の書いた方丈記の書き出し部分です。約800年前の長明が生きた時代は、大火、竜巻、地震、飢饉、疫病など災難が次々に起こりそれはそれは大変な時代でした。毎年のように大災害が起こる昨今の世相に通じるものがありますね。方丈記はとても読み易く、まるで今日の出来事を読んでいるように新鮮です。そして、なんといっても平易な表現でありがなら独特の響き、リズム感が最高です。

※これは2020/2/24−Facebookに投稿したものです。
朗読:佐藤範夫