【江川卓 村田兆治 小松辰雄】1981年日米野球でロイヤルズと対戦!昭和の速球トリオそのストレートはメジャーリーガーを抑えられるのか?

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当時のメジャーリーガーは、観光気分で日本にやってきていて、格下と思いこんでいいる日本プロ野球相手に適当にやっておけばいいと思っていたんだろうが、おっとどっこいそうは問屋が卸さないってことで江川卓、村田兆治、小松辰雄の昭和の速球王3人が1981年来日したロイヤルズ相手に快投を魅せるのか?

まずは村田兆治が先陣を切る。メジャー相手ということで、お客さんはめっちゃ入っている。いつもは閑古鳥が鳴くパ・リーグ。村田を知らない人も残念ながらまだまだいる。メジャーにも日本のファンにも村田ココにあり!を見せつけるにはもってこいの舞台だ。
その気持ちが入っていてのピッチング。メジャー相手に自慢のストレートと落差の激しいフォークボールで打ち獲っていく。その姿を見ていた私は、どうだコレが村田だ!すごいだろう!とパ・リーグ党の私は溜飲を下げたものですたね。

続いては江川卓。村田のピッチングに感化されたのか?失礼ながらこういうお金にならない試合は適当にやるイメージがあった(江川ファンのかたごめんなさい)しかし、ココには本気の江川を見ることが出来た。だってストレートめっちゃ速いじゃあないですか。江川の本気のストレートは、遊び気分のメジャーにはビックリ!だったんではないでしょうかね。

最後は小松辰雄。元祖スピードガンの申し子と言われた小松のピッチングは小気味よく、メジャー相手にひるむことなく、ストレートでガンガン勝負していっている。緩急つけた投手リレーも効果はあるだろうが、ストレートが売りの3人のリレーは、どうだ見たか!日本のピッチャーはすごいんだぞ。そうメジャー相手に示したものだと思ったものでしたね。

この年の3人の成績は村田兆治は、19勝8敗で最多勝獲得。江川卓は、20勝6敗防御率2.29で最多勝、防御率のタイトルを獲得しセ・リーグMVPにも輝いていた。小松辰雄は12勝6敗11Sで、シーズン途中から先発転向、初の二桁勝利と、プロ初完封もやっている。

まさに乗ってる速球トリオにロイヤルズはお手上げといったところでしょうか。いまでこそ日本人メジャリーガーは活躍していますが、当時はメジャーは夢の世界。こう言う試合しかメジャーに見せることはできないわけで、そのころにメジャーに行ってもこの3人なら通用したんでは?そう思わせてくれるピッチングでした。