【成田空港】春の嵐!強烈な横風に頻発するウインドシア!そんな過酷な状況での着陸シーンを、飛行機の真っ正面から見てみたい!

2021/02/24 に公開
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季節の替わり目、特に、冬から春や夏から秋にかけての替わり目にあたる時期には、強烈な横風が成田を襲い、行き交う離発着機に対して本当に大きなストレスを与えてしまうケースが何度もやってきます。でも、そんな過酷なコンディションの中でも安全に、しかし決して諦めることなくアグレッシブに離発着を繰り返している飛行機たちの健気な姿は、まさしく”絵になる光景”の1つであるともいえましょう。
この日も、時計の針が正午に近づくあたりから風の様子が一気に悪化して行った成田空港。南風運用でしたので、いつもの”定番ポイント”である「さくらの山」公園に陣取り、ラフなコンディションの中をアタックしてくる飛行機たちの姿を眺めていたのですが、よくよく考えてみれば、この場所で撮影したシーンで構成した同じ横風着陸に関する動画は、つい1週間前に作ってアップしたばかり・・・。同じテーマの動画であっても、時期をおいた別の季節のものであったり、何か前回とは異なる、特別な出来事が起こった・・・というのでしたら話は別ですが、特にそうした違いも見当たらないのであればおもしろくありませんし、何より、せっかく貴重なお時間を割いてわざわざこのチャンネルの動画をご覧下さっているみなさんに対しても、本当に申し訳ないことでございます。
職業柄でしょうか?何かにつけて「どうせやるなら何か違う視点、新しい視点でアプローチしたい!」と思ってしまう性分・・・。せっかくの苛烈極まる着陸シーンなのですから、やっぱり、今までとは違う視点から見てみたいものですよね?そこで、いろいろ思いを巡らせた結果、「どうせ撮るなら、こういう厳しい状況の中トライしてくる着陸機を、後追いではなく真っ正面からの構図で撮ることはできないか?」と考えました。そして、ひねり出した結論が「航空科学博物館5階にある展望展示室から、思いっきり望遠にして着陸のシーンを押さえる!」・・・というもの。ただでさえ成田のA滑走路は4000mの長い滑走路ですし、風の揺らぎや砂ぼこりなどといった要因に加えて、ポンコツな機材と撮影技術では、恐ろしく低レベルな粗い映像しか撮りようがない・・・という(苦笑)。
そんな情けない状況ではございましたが、そこは勇気を奮って視点を変えてみることによって、ご覧下さっているみなさんに、せめて、そうした飛行機たちの”戦いぶり”だけでもお感じ取りいただければ・・・と思いました次第でございます。
ただ、今回に関しては、そうやって立ち位置を変えてみたことで、横風時ならではの着陸機の動きのみならず、襲いかかる横風をモノともせず、勇猛果敢に駆け上がって行く離陸シーンなどについても撮影し、取り上げさせていただくことができました。ポンコツなレベルの映像ばかりであることにつきましては平にご寛恕いただくとして、どうぞ、飛行機とパイロットたちが繰り広げる”風との戦い”の軌跡をお楽しみ下さりますれば幸いです。

BGM by Peritune & Musmus

なお、BGMがお嫌いな方のために、毎回、BGMカット版を別にご用意させていただいているのですが、今回の動画はほぼ全編にわたって航空科学博物館5階展望展示室から撮影した素材にて構成されておりますので、こうした部分の音声を丸ごとカットせざるを得ず、BGMを入れないと、かなり長時間にわたって無音状態が続くという、少々問題ある動画となってしまう懸念がございます。そのため、今回に関しましてはBGMカット版の制作を断念させていただきました。ご期待されていらっしゃった方には大変申し訳なく思っておりますが、次回以降に関しましては、引き続きBGMカット版も制作して参る所存でおりますので、今回に関しましてはどうぞご寛恕下さいませ。

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