【プロ野球】オイシックス ホーム開幕戦 雨中の接戦で引き分け「食らいつくシーズンに」【新潟】スーパーJにいがた3月25日OA

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今季からNPB2軍のイースタンリーグで戦っている「オイシックス新潟アルビレックスBC」は、23日、ホーム開幕戦を迎えました。新潟の野球史に残る一戦は、雨の中の接戦となりました。

■オイシックス新潟アルビBC 池田拓史社長
「NPBというステージで戦うことは長年の夢でした。みなさまオイシックス新潟アルビレックスBCに熱い温かい声援どうぞよろしくお願いします。」

2008年8月1日の創設から17年。ついに、新潟でNPBのリーグで戦う日を迎えたオイシックス。

■ファン
「この雨にも負けず恵みの雨でホーム勝利してほしい」
「いっぱい打ってほしい」
「頑張れオイシックス!」

詰めかけたファンは2047人。
ホーム開幕を盛り上げようと用意されたスタジアム。グルメにも長蛇の列ができました。

■ファン
「ツイッター(X)で写真見ておいしそうだなと思ったので、全部一種類ずつ買っちゃった。」

冷たい雨が降りしきる中で幕を開けた試合。
オイシックス先発は、今シーズン2試合目の先発登板となる元広島・薮田和樹。

■実況
「ショートゴロで打ち取りました1番2番3番を3人で抑えました上々の立ち上がり薮田和樹です」

しかし2回、ピンチの場面でタイムリーヒットを打たれるなど2点を献上。追いかける展開となります。
雨が強まり、3回。1アウト満塁の場面で試合が中断。
再開後、難しいシチュエーションの中…

■実況 「空振り三振!」

追加点は許しません。

4回も再び2アウト満塁としますが

■実況
「初球打ち!よくとったファースト!ピッチャーカバー!3アウト。2アウト満塁を見事おさえきりました!」

この試合、UXで解説を務めた高木豊さんもファースト園部を称えます。

■高木豊さん
「ファーストの園部くん良いプレーだった。人工芝濡れていて結構スリッピーだったと思うがよく反応して止めた。」

その後は、2番手・西村陸が好投。5・6・7と3イニングを一人もランナーを出さないパーフェクトピッチング。
解説を務めた2009年のWBC世界一メンバー・内川聖一さんは、西村のコントロールを評価します。

■内川聖一さん
「見ているとストライクをとることに関して苦労をしている感じがないので安心していられる。」

好投に応えたい攻撃陣は、7回2アウト満塁のチャンスを作ると3番・元阪神の髙山俊。

■実況
「ひっかけた・・・セカンドゴロに終わりました」

得点ならず、このまま試合終了かと思われた9回。1アウトから片山がヒットで出塁すると代打・小池。

■実況
「とらえた!」

1アウト2塁1塁。打席は、ここまでノーヒットの1番知念。

■実況
「当てたバッティングですがこれはラッキーなヒットになります2塁ランナーいまホームに帰ってきました2対1」
■知念選手(試合後)
「打つと決めて、バットを止めたが止めたところにボールがバットの芯に当たってしまって、それが結果的にレフト線に飛んだので良かった。」

さらに…

■実況
「1アウト3塁2塁です。一気に行きましょう。いい当たりだ、センター方向センターこちら向きタッチアップには十分。3塁ランナーが帰ってきます同点!田中俊太のセンターへの犠牲フライです。」

その後、髙山が繋いで1塁3塁としますが、ここでひとつ前のプレーに関して解説の内川さんが指摘します。

■内川聖一さん
「センターが落下地点に入らずにとったならハーフウェーでいい。ただ落下地点に入ってとっているということは、セカンドランナーの知念選手はタッチアップをして3塁に行っていないとだめ。行っていれば髙山選手のヒットで勝ちだった。」

内川さんの解説通り。結局、サヨナラとはならなかったオイシックス。試合は延長に11回で決着がつかず引き分け。白星で飾ることはできなかったものの、歴史的な開幕戦はファンを楽しませる接戦となりました。

■オイシックス 橋上秀樹監督
「勝てればよかったが最後に一山作れてグラウンドが湧いてスタンドが湧いてくれたので、何とかNPBのファームのチームに食らいついていけるようなシーズンを戦っていきたい」

2024年3月25日放送時点の情報です。

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