♪ノーノーボーイ No No Boy

2023/06/10 に公開
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1980年10月5日、西武池袋線江古田駅から近くの伝説のライブハウス「マーキー」での元ガロ・日高富明(トミー)とトロワ(大場佳文=縄文土、白石嘉彦、竹市克己)との、かまやつひろし作曲♪ノーノーボーイ秘蔵ライブ写真・動画。
後半2007年10月13日に慶應義塾大学日吉記念館でのかまやつさんの動画、スパイダースの映画「青春ア・ゴーゴー」のワンシーンなども後世に残す意味でミックス収録。

縄文土(大場佳文)は1980年当時、トロワ時代、オベーションのギターの他、ピアノも弾いていて、トミーと、♪ノーノーボーイの他にも、ニルソンの♪Without You、ママス&パパスの♪California Dreamin'、モンキーズ♪Daydream Believerやガロ、CSN&Yの曲とかよく演奏していた。

その後、トロワ解散後、2004年3月6日、 「府中の森芸術劇場」での「Dear Beatles 2004」 ライブ公演後の楽屋前で、かまやつさんとアルフィー坂崎幸之助さん、チューリップ上田雅利さん、慶應の先輩で同じリアルマッコイズだった杉真理さんらと、ビートルズのコード進行の話をしたりして、「ああ、またいつか音楽をやりたい・・・」と思い、胸に秘め出した。

そして、2007年10月13日、慶應「連合三田会」に森山良子さんと出演時、楽屋でかまやつさんと3年振りに会った際、ジョンレノンの話になり、1976年ジョン来日時、軽井沢のヨーコさんの別荘に行ったこと、ノーノーボーイはジョンの「涙の乗車券」の主旋律からヒントを得たとか、ジョンの話で盛り上がり、僕がジョンの音楽をいつかやりたいと話をしたら、
「君がやろうとしていることはすごいことなんだよ・・・」
と言ってくれた。それがきっかけだった。その5年後、2012年ロンドン五輪応援ソングを作曲し、音楽活動を再開。2014年、ロサンゼルス在住の音楽家・喜多嶋修さん帰国時、六本木・ミッドタウンでお会いし音楽と色彩の周波数の話をしたのが最後だった。

若い頃出会った偉大な人たちはみな、初めて会った時に、昔からの友人のような距離感で接してくれた。特に、かまやつさんの謙虚でフランクな性格はみんなに愛された。

僕らに託されたこと = 音楽と愛 "LOVE & MUSIC"。

かまやつさん、トミーはもう別世界の人となったが、二人からの託されたメッセージは先人からの愛の遺産で永遠だ。だから僕もこの♪ ノーノーボーイに込められた、ジョンレノンから繋がるメロディとメッセージを次の世代に繋いでいきたい。

かまやつさん、トミーの二人の天才の奏でる音は貴重で必聴だ。あの時代の音を後世に伝えるミッションを貫くことに人生を捧げる。

「ノーノーボーイ、夢は諦めちゃ駄目だ!」
って・・・ 縄文土

追伸
今、1960年-70年代の時代の文化と人々をテーマにした映画「1960〜A Piece Of Love(愛の欠片)」の制作に向けて企画と脚本を書いており、音楽は元はっぴいえんど鈴木茂さんなどレジェンドアーティスト参加の♪1969などオリジナル曲と共に、♪ノーノーボーイを挿入歌として予定しています。映画では当時の生音源を使用したく、ライブハウス「マーキー」の上野オーナーを先日40年ぶりに訪ね、マイクで録音のクリア音源を依頼。40年前と変わらぬミュージシャンを温かく支える上野オーナーと店内の雰囲気に感涙・・・。マーキーでの青春に乾杯、マーキーよ永遠に!

<歌詞>
♪ ノーノーボーイ No No Boy
詩:田辺昭知、曲:かまやつひろし
歌:元ガロ日高富明トミー & トロワ

ノーノーノーノーボーイ 
ノーノーノーノーボーイ    
行ってもいいかい イェイェイェイェベイビー    
これから行くよ お前の家に    

ノーノーノーノーボーイ 今夜は駄目よ 
ノーノーノーノーボーイ  

冷たい人だな イェイェイェイェベイビー   
眠れないのさ 落ち付かなくて   
ノーノーノーノーボーイ 我儘な人ね 
ノーノーノーノーボーイ     

だけどだめさ どうしても    
ドアの外で ちょっとだけ   
ドアの外で ちょっとだけ

ノーノーノーノーボーイ 我儘な人ね 
ノーノーノーノーボーイ  

だけどだめさ どうしても 
ドアの外で ちょっとだけ 
ドアの外で ちょっとだけ  
ドアの外で ちょっとだけ