桂文珍 「地獄八景亡者の戯れ」 をお届けします、お楽しみ下さい。落語をBGMの様に気軽にお楽しみ下さい。概要欄ではお囃子のBGMの無い動画の情報もお知らせしています。

2022/04/12 に公開
視聴回数 371,167
0
0
ご視聴ありがとうございます。高評価やチャンネル登録で応援して頂けると今後の励みになります。宜しくお願いします。


もし、お囃子のBGMが気になるようでしたら、BGMのない動画を作って公開しています。

【healing.music.bgm.channel】

https://www.youtube.com/channel/UCdmCELjErFRdq_YUxvTu3nw

文珍さんの落語を総集編として5本揃えていて、単独の噺しも追加中です。

長い総集編~短い単独の噺まで
演目はほぼ同じだけ網羅しています。

総集編は、概要欄に演目別のタイムラインも設けてありますので、自分の気に入ったお噺が見つけやすいと思います。

お囃子のBGMが気になると言う方は、そちらを試してみて頂けますように、宜しくお願いします。




桂文珍 「地獄八景亡者の戯れ」 をお届けします、お楽しみ下さい。

かつては上方の噺家の中で、この噺を語れるのは、桂米朝しか居なかった、それを文珍が物の見事に受け継いでいます。

米朝から口伝で伝承した「地獄八景亡者の戯れ」ですが、文珍ならではの時事風刺を取り入れ、工夫に工夫を重ねたマクラ、くすぐり、サゲで独自の一席に昇華させています。

サゲの「大王を飲んで下す」を今の人に分かり易くするために、「大黄を飲んで下す」噺をマクラで振っているあたりが心憎いですね。

また、死者の噺だけに、暗くなりがちな所を、文珍の持ち前の明るさで、見事に楽しめる落語に仕上げている所もこの噺が楽しめる所以ですね。

米朝の噺と聞き比べれば、文珍がいかに工夫を重ねて大きな笑いを取っているかが分かり、文珍の落語に対する熱情と研究心が感じられます。

桂文珍はこの話を切っ掛けに「大看板」への第一歩を踏み出したことは衆目の一致する所ではないでしょうか。

#落語 #桂文珍 #rakugo