「袴田事件」被害者遺族 5月22日に書面で意見陳述予定 弁護団、裁判所に反対申し入れの意向

2024/04/18 に公開
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静岡県の旧清水市で4人が殺害されたいわゆる「袴田事件」の再審=やり直しの裁判をめぐって、5月22日に開かれる公判で事件の遺族が書面での意見陳述をする予定であることがわかりました。

1966年、一家4人を殺害したとして、死刑が確定した袴田巖さんをめぐっては2023年10月から裁判のやり直しが行われていて、4月17日、13回目の公判が開かれました。

公判終了後に開かれた会見で弁護団は、結審する見通しである5月22日の公判の場で、事件の被害者遺族による意見陳述が行われる予定だと明らかにしました。遺族は書面で意見を述べるものとみられています。

<袴田事件弁護団 小川秀世弁護士>
「遺族の方が(意見を述べる)というのは今の裁判で、まあまああることですけど、今回のケースは再審の公判で、袴田さんの(有罪判決に)合理的な疑いが生じた後の裁判ですから、そういう点では少し違うだろうと」

弁護団は58年前の1966年の事件をめぐるやり直しの裁判で、遺族が意見陳述を行うのは違和感があるとして、裁判所に反対の申し入れをする意向を示しています。

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https://newsdig.tbs.co.jp/articles/sbs/1121822