・= Pop Art Music for Roy Lichtenstein/清水大輔《CD「究極の吹奏楽〜小編成vol.1」より》ロケットミュージック ORG-17

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☆作曲:清水大輔

《究極の吹奏楽〜小編成シリーズ》
このCDとタイアップの楽譜シリーズは「小編成用」の楽譜で、小編成バンドでもコンクールに出場できるように、18人以下で演奏できるように工夫されています。作曲者はいずれも今第一線で売れっ子の作家ばかりで、すべてが書き下ろされた作品です。内容はモダンで多様な作品がギッシリです。聴いたら楽譜を見たくなり、楽譜を見たら演奏したくなるでしょう。

【作曲家からの曲解説】
ポップ・アートの代表的な画家、ロイ・リキテンスタイン。漫画の1コマを、印刷インクのドットまで含めてキャンヴァスに拡大して描いた作品群で知られており、「ヘアリボンの少女」「Look Mickey」などが大変有名です。今作のタイトルはリキテンスタインのスタイルを表したものです。以前私は大編成のためにアンディ・ウォーホルを題材に曲を書きました。その後もっと少ない人数でさらにシャープなサウンド、楽想を作れないかと思い今回この作品を書き、ある意味私にとっての冒険であり挑戦でもあります。
短い序奏のあと力強い低音、ドラムスの4分音符のリズムによって曲は始まります。細かいアンサンブル、様々なモチーフが断片的に現れ、その後曲は4分の5拍子へと進みます。低音モチーフに導かれ強烈な力を持ち疾走し、フレーズが様々な楽器によって奏でられます。中間部では一変し静かな場面へと移りアルトサックスのソロによって曲は進みます。終始『歌』を意識した部分が終わると曲はコーダへと進み、前半に出て来た楽想がパズルのように組み替えられ登場します。最後は狂喜乱舞、そして最後にはGuchagucha(ぐちゃぐちゃ。サウンドクラスター)となり全員のユニゾンにより曲は幕を閉じます。
各楽想は描写した音楽ではありませんが、全体を通してリキテンスタインの絵をイメージして書きました。

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