【冒頭30分】養老孟司×東畑開人「心の悩みの現在地」

2023/12/07 に公開
視聴回数 27,076
0
0
▼本編フル視聴は以下「文藝春秋 電子版」から、約90分の生配信をお楽しみいただけます(「文藝春秋 電子版」初回登録は月額450円から)。
https://bunshun.jp/bungeishunju/articles/h7287

▼「文藝春秋 電子版」の購入&視聴方法はこちら
https://bunshun.jp/bungeishunju/info/subscribe?ref=topNotice
芥川賞受賞作を全文掲載する月刊誌「文藝春秋」。本誌特集記事が雑誌よりも早く読める、月10本開催の対談イベントが見放題のサブスク「文藝春秋 電子版。新規登録は「月あたり450円」から!
http://bunshun.jp/bungeishunju

◆初顔合わせの二人が「心」が置かれている危機的状況を語り合う

「文藝春秋 電子版」は12月6日(水)19時より、解剖学者の養老孟司さんと臨床心理士の東畑開人さんによるオンライン番組「心の悩みの現在地」を配信します。

「心」は見えません。でも、心の悩みは尽きず、心の病は現代人が抱える大きな問題です。しかし、果たして心とは何かというと、私たちは躓いてしまいます。心の問題は脳の不調だと捉えれば、脳の化学的バランスを整えるための薬が治療になります。あるいは、心の問題は社会の不正義であると捉えるならば、環境を変え、社会を変えることが治療になるでしょう。

 心は今、脳か、社会かという大きな問題に分裂しがちで、ごくごく個人的な悩みについて、私たちは考えるのが難しくなっているように思います。それはときに、「贅沢な悩み」と言われてしまい、人に話すことが躊躇われることさえあるように思うのです。

 ですから、今「心」についてもう一度考えてみたいと思います。

 脳と身体、文明と自然の関係を深く考察してきた解剖学者の養老孟司さんと臨床心理士として現代人の悩める心に対峙してきた東畑開人さんが、いま「心」が置かれている危機的状況を語り合います。